おやすみ R ページ4
ソファーで寝るつもり満々で聞いたら予想外の答えが返ってきた。
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まさかの展開に俺も心の準備ができてへん。
俺のスウェットを着た彼女とベッドで一緒に寝るんやで。
何もしないで居られる気がせえへん。
せやけど、さすがにまだ早いもんな。
Aのこと大事やから、ちゃんとそういう事は大切にしたい。
廉「一緒に寝よっか。」
「うん…// 」
少し顔を赤くしながら頷くA。
ほんま可愛すぎるって…
どんだけ俺を夢中にさせれば気がすむねん！
廉「先に入ってええよ。」
「ありがとう。」
布団に入る仕草さえ愛おしい。
彼女と布団で寝るなんて初めてやないのに相手がAやとこんなにも緊張するんやな。
それだけ好きってことなんやろうな。
廉「ちょっと寒いな。」
「寒いね。」
廉「冬やからかな？」
「そうかもね。」
大した会話やないのに緊張する。
布団の中だからかいつもより近くにAがいて、俺の早くなっていく鼓動が聞こえてしまいそう。
廉「A、俺の同じ匂いやね。」
「廉くんと同じシャンプー使ったからかな？」
廉「彼女が匂いってええわ。なんか幸せ。」
髪の毛からふんわり香る匂いが同じなだけでこんなにも嬉しいんやな。
「…廉くん。」
廉「どうしたん？」
「くすぐったいです…// 」
気づけばずっとAの髪を触っていた。
廉「今日ってなんの日か知ってる？」
「…なんかあった？」
廉「俺が甘える日。」
「あっ、そうだった。」
廉「だからちょっとだけこうしてもええ…？」
後ろからAをそっと抱きしめた。
「……恥ずかしいよ。」
廉「俺らしかいないんやしええやん。」
「そうだね… // 」
耳まで真っ赤にしてるAがあまりにも可愛くて、もう一回ギュって抱きしめた。
「廉くん近いって… 」
廉「…近いの嫌？」
「嫌…じゃない。」
廉「ふふっ、じゃあそのまま寝るな。」
「えっ！！」
廉「抱き心地良くて落ち着くねん。」
「今日だけだからね… // 」
廉「ありがとう。おやすみA。」
「おやすみ。」
Aの髪にそっとキスを落として眠りについた。
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はるな(プロフ) - けんとっと→はるさん» コメントありがとうございます！面白いなんて言ってもらえて嬉しいです(^o^)更新遅いですがこれからもよろしくお願いします！！ (2017年1月3日 11時) (
レス) id: faf8d9b94b (このIDを非表示/違反報告)
けんとっと→はる(プロフ) - すごいおもしろいですっ (2017年1月1日 23時) (レス) id: fcc1c83c62 (このIDを非表示/違反報告)
岩橋さち(プロフ) - 移行おめでとうございます！これからも楽しみにしてます！ (2016年8月23日 9時) (レス) id: eb07e3b2e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるるん
| 作成日時：2016年8月22日 23時
