ファンレター Ren.N

照れ隠し ページ45

平野と海人がいる部屋に着くと、ふたりともすっごいニヤニヤしてた。


紫「遅かったな〜。」

海「Aちゃん、首のとこれどうしたの？」


早速、指摘された。


「えっと、これはその…… // 」


なんて言ったらいいんだろう。


チラッて廉くんを見ると、襟足に手を当てて少し下を向いて顔を赤らめていた。


海「そういうことか〜！」

紫「廉、大胆やなぁ。照れ隠ししても照れてるのバレバレやから！！」

廉「はっ！？照れてへんし！」

海「作戦成功だね。」

紫「そうやな。」

廉「作戦！？どういうこと？？」


廉くんは何も知らないんだった。笑

ひとりだけ、キョトンってした顔をしてる。


紫「俺たち3人で廉にヤキモチ妬かせようとしてたん！！」

廉「えっ！？Aも作戦に加わってたん？」

「うん！」

廉「マジか〜。」

海「たこ焼きあ〜んってしてもらったのも、隣に座ったのも全部作戦だよ。」

廉「ほんま、焦ったんやからな！紫耀と海人もAを好きになったんやないかって！！」

紫「ごめん、ごめん！」

廉「俺のAやから、好きにならんといてな？」

海「はーい。」

紫「わかってるって。」


俺のAって言われちゃった。

廉もヤキモチ妬いてくれたし、作戦大成功かな？？

ステップ5 R→←素直に R

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す