ファンレター Ren.N

ファンレター ページ1

「書けたー！！」

花「何書いてたの〜？？」

「ふふっ！なんだと思う〜？」

花「もう分かったわ。」

「えっ！？わ、わかったの？？」

花「Aの顔見てればわかるから。どうせ、永瀬くんだっけ？にファンレターでも書いてたんでしょ？」

「…エスパー？」

花「な訳ないでしょっ！」

「ですよね。笑 」


花純は、本当鋭い。

もはや怖いくらい…笑


花「今度はなんでファンレター書いたの？」

「この前ジャニワ行ったから感想とこれからも応援してますって書いたの。」


私はコンサートに行くたびにファンレターを廉くんに書いている。

もちろん、誕生日と入所日にもね。笑

ファンレターは、ファンが自担に想いを伝える唯一の方法だから、ついつい書いてしまう。


花「そうなの。でもさ、返事なんて返ってこないんでしょ？」

「当たり前じゃんっ！」

花「じゃあ、なんで書くの？」

「うーん、自己満足みたいなもんだよ。」

花「ふーん。」

「でもね、廉くんは優しいから読んではくれてるんだよ！！私はそれだけで満足。」

花「はいはい。よかったね〜。そろそろ行かないとバイト遅刻するんじゃない？」

「…あっ！！ほんとだ〜。早く言ってくれればいいのに。またね、花純。」

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