レンタル彼女 2 Ren.N

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廉side


受付に行くとそこに居たのは流星くんとジンやった。




廉「えっ、なんで？？」


流「Aのところの社長に受付任されてんねん。」


神「早く行ったら？Aはそこの控え室にいるから。」


廉「ありがとう。」




控え室にいるってことはまだ結婚式始まってないんや。


今ならまだ間に合う。





廉「Aっ、そこにいる？」




控え室のドア越しに声をかけた。




「…廉？」


廉「おん。覚えてる？」


「覚えてるよ。久しぶりだね。」




ずっとずっと聞きたかった愛しい声。




廉「そうやな。」


「まさか来てくれるなんで思わなかった。」


廉「ジンに聞いたん。Aが結婚するって。」


「そっか、、」


廉「結婚……おめでとう、幸せになってなって言うべきなんやろうけどやっぱり言えへん。」


「それってどう言う意味？」




Aにとっては迷惑かもしれへん。


けど、後悔せえへんためにも自分の気持ちには素直でいたい。


人生は一生に一度なんやから。




廉「今でもAのことが好きなんや。何度も何度も諦めようとしたけど諦められへんかった。俺にはAしかいないねん。」

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