あの日俺達がみた影は時間遡行軍最強のツンデレ剣姫だった。参 (ページ26)

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疑心。ページ26

私ももしや、女ではないのではないか。

そう思ってしまった。

『私、そんなに女の子らしくないのだろうか。』

燭台切「女の子らしいと思うよ。Aちゃんは」

そう言った瞬間口々に刀剣男士達が話し始める。

髭切「純粋なところが女の子だと思うよ。」

三日月「口調を直した方が良いかの」

大倶利「……お前、言えねぇだろ。」

鶴丸「普段の生活から見ると男だけど、よーく見たら女だよな。」

『男………口調……？』

薬研「A。普通はな、俺たちみたいな話し方じゃなくてもう少し柔らかく言うんだぞ。」

『柔らかく…？』

乱「例えば次郎太刀みたいな！」

次郎「あ？」

『……次郎太刀のように？

あ、あたし…兄貴とは違うからねぇ〜

一杯…飲みましょー

こんな、感じか？』

乱「なんか、ごめん。」

次郎「なんであんたが謝んのよ！？」

三日月「お主はそのままでいいぞA。

そのままでも十分可愛い。」

鶴丸「てかいきなりそんなこと言うなんて、どうした？恋でもしたか？」

『恋…………？なんだそれは。』

「「え……」」

女なら一度はしたことがあるのではないだろうか。恋心を知らないAに一同は

早くAに覚えさせよう、と思いながら違う話題に話を変えた。

なおここにひとり困惑するものあり。