あの日俺達がみた影は時間遡行軍最強のツンデレ剣姫だった。参 (ページ22)

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隙間。ページ22

それにしても、それにしてもと髭切は思った。

Aのスカートの短さが

尋常ではなかった。

下着が見えるか見えないかのギリギリを着いてくる丈の短さで、

しゃがんだり、座ったりすると、下着が丸出しだった。

Aは最近、胸も少しずつ膨張してきて
スタイルもよく、太ももの肉付きもいい。

つまりボンキュッボンなスタイルであり、巫女服を来ていると気づかないが

スカートを履いているととても色気を感じる。

部屋に戻るだけでも通りかかる刀剣男士達に驚いた顔をされ、

その目に初めに映るのはAのスカートの隙間である。

部屋に着くと

『ひ、髭切…私はやっぱり似合わなかったのではないか？』

やはりAはそのことに気づいてはいなく、不安しか感じていなかった。

髭切「その、逆だよ。Aちゃん。」

『へ……？どういうこと……だっ！？』

髭切「危ないっ」

どういうことかと聞こうとした時、

思い切りAは畳に落ちていた布の上を踏んで滑り、後ろに倒れ込んだ。

『きゃっ………』

あれ。あまり痛くない。

目を開くと、間一髪のところで髭切が頭を自分の手で支えてくれていたのだ。

『あ、ありがと…………う。』

そして今気づいたのだが、Aは思い切り髭切に押し倒されていたのだ。

髭切「Aちゃん。大丈夫…？」

暗い部屋の中で髭切の瞳がキラキラと輝いて見える。

まるでそれは獲物を捉えた狼のような妖艶で強欲な瞳だった。

『…………っ』

髭切「Aちゃん。これは反則だよォ。」