あの日俺達がみた影は時間遡行軍最強のツンデレ剣姫だった。参 (ページ1)

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眩い光。ページ1

刀剣男士達は残りの力を振り絞り、総攻撃に出た。

団結した

刀剣男士達の強さは

どんどん増していった。

長谷部「三日月っ！

今だ！Aを！」

大和守「髭切っ鶴丸っ今だよ早く、あの式神を！」

「「ああっ」」

同時に頷けば、

Aを取り囲むように彼等は走り出して、髭切と鶴丸はAの両腕を掴んで身動きを封じた。

『う、あぁっ』

離せ、とバタバタともがくが男二人の力技を解ける力はなかった。

三日月「許せ、A。」

そう呟くと

三日月は刀を振り上げAの背中に張り付いている式神を斬った。

真っ白に光り輝く眩い光。

式神が

真っ二つになるのと同時に少しのAの血が飛び散る。

鶴丸と髭切は目を瞑った。

主「あぁ、わしの、Aが…

く、ここは一時退散とするか…

全軍、撤退！」

長谷部「あっ、待てっ！」

その声はもう遅し、

暗闇の彼方に彼等は消えていった。

消える前の

敵陣の主は、いつか復讐してやるからな、と言わんばかりの形相をしていた。

刀剣男士達は

ふぅ、吐息をつくと一斉にしてAの元に集まってきた。

倒れふすAの顔は

とても清々しく、美しい元の顔に戻っていた。