探偵事務所“AmBitious”【3】

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今回のゴールは相手の女の子にストーカーを辞めさせること。





頭ごなしにやめさせるのは相手も理解に苦しむため、
なぜストーカーをしているのかをひきだした上でやめさせる方針だ。








『一太も明日から補習？』





一「俺もある！でも行かん方がいいやろ？」





『んー、できたら学校で情報収集してきてほしいかも？』





一「じゃあ行ってくる！」





『リオンは？』





大「俺は補習制度なくて来週から学校やで〜」





『じゃあリオンは事務所で動けるな！』







学校がバラバラなメンバーの動ける時間を把握していくA。





大学のメンバーも授業が始まってしまう人もいるようだ。







『一太は学校で相手の女の子の情報ちょっと探ってみて！』


『蓮王がある程度の情報を伝えといたら楽やな』


『怪しまれへんように頑張れそう？』





一「任せて！」





小「学校おる時通話繋いどいてくれたら俺対応するわ！」







作戦会議をしている中、事務所のインターホンが鳴る。





Aがカレンダーと時計を即座に確認。




毎週依頼してくれているご近所さんだと判断し、
少し忙しそうにしている大内にわざわざ対応をお願いした。





Aなりに何か意図があるのだろう。







『そのまま相手の情報整理しといてほしい！』


『りっくん、ちょっといい？』





小「…？ええよ〜」








Aが小柴を自室に連れて行く。





そのAの表情はどこか寂しそうであった。








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