探偵事務所“AmBitious”【3】

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『今回は、リオンと一太に頑張ってもらう事がいっぱいやと思う』


『やけど、私は2人が危険に晒されるような事はしたくない』


『自分を大事にするって約束できる？』





大「…もちろん、でもできることはなんでもやる！」





一「俺も！Aちゃんが嫌がることはしない！」





『…よしっ、頑張ろな！』







永岡と同級生の大内、そして同じ学校の井上は動きやすい。





後は残ったメンバーがどのようにサポートするかだ。







『蓮王、相手の子はここが探偵事務所って知ってるん？』





蓮「あいつなんでも知ってるから多分知ってる」


蓮「ここに住んでるってことも、多分やけど」





『ほんじゃあこっちに連れてきた方が対応しやすいか…』







また学校で解決する、というのは極めて難しく、
学校にもバレないことが最善である。







小「その子はクラス一緒なん？」





蓮「2,3年で一緒」





岡「部活は何やってたん？」





蓮「えー、なんやっけ、バスケ部のマネージャー？」







相手の情報をどんどん引き出していくメンバー。







『…新学期っていつからやっけ？来週？』





蓮「一応来週やけど、明日から補習ある」





『蓮王それ行くん？』





蓮「絶対ちゃうから行かんとこうかなって思ってる」





『なら今週中に解決させよ、楽しい新学期迎えような！』







優しいAの微笑みに永岡の表情も緩む。





今までよりも心の負担が大きい案件。





Aを中心に永岡をリラックスさせようと動きながら計画を練る。







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