風紀を乱せ、二度目の恋。【少年忍者】 (ページ35)

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織「片づけ始めてくださ～い」

オリの声で部員が一斉に片づけを始める。

オリに手招きされたから彼の元へ向かえば

ソファがある所へ連れていかれる。

そこには光成とあと一人、

織「ねえ、この先輩見た事あるでしょ？」

そうオリに聞かれて先輩のことをじっと見つめる。

…見た事、

『あるっ、風紀委員長さんですよね？』

？「俺もう委員長じゃないよ笑」

「湧、自己紹介しないと分かんないよ」

湧、と呼ばれたその先輩は

元「どもー！元木ワクワク！元木湧でーす！」

なんて大きな声で自己紹介をしてくださる。

ちなみに光成とオリの“うるさっ”ってツッコミ付きで。

『元木先輩、ダンス部だったんですね…』

元「そうそう、あん時檜山と他人行儀で話してたけどね笑」

『あ、確かに…なんでですか？』

純粋に疑問に感じて言っただけなのに、

3人は何故かニヤニヤしていてちょっぴり怖い。

「気になる？」

『そりゃ、気になるでしょ…』

織「全部俺らが仕組んでたんだよ、

　檜山とAが風紀委員長と副委員長になるように」

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