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『8時に天鵞絨駅で待ってるぞ』
数ヶ月前からずっと話してなかったLIMEにAのトークルームが上にあると新鮮な気分になる
それにしても遅いな
時間ぴったりにいつもは来るのに....
〜♪
「A？......え、叔母さん？.....はい、交通事故で亡くなった....？」
駅に来る途中で飲酒運転していたトラックに轢かれて即死だったそうだ
急いで病院へ行くと叔母さんと叔父さんが既にいた。
「....臣くん....来てくれてありがとう…Aもきっと嬉しいわ...」
「.........いえ.....」
「あの子の日記に臣くんの事がいっぱい書いてあったの....よかったらもらってくれる？？」
「え...いいんですか？」
「勿論...Aずっと昔から臣くん臣くん言ってたしね」
日記には俺の事ばかり綴ってあった。
昔の出来事から最近の出来事。
日記帳っていうより俺の観察日記みたいになっていたが、でも昔からAは俺の事をしっかり見ていたのだろう。那智に似てるなぁ
お通夜が終わり家に帰ってAの日記を見てみると最後のページに小さく文字が書いてあった
『臣くんが大好き』
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作者名：梓 | 作成日時：2018年11月24日 1時
