2話 先輩後輩 ページ3
『嫌やわ!!てか離せや!』
shp「どうすれば吸わせてくれますか?」
『どうもこうも絶対吸わせへんし!』
shp「えー・・・」
諦めてくれたのか掴んでいた手をパッと離して、椅子に座るショッピ君。ふぅ・・・
??「翔太様、翔太様」
『え、誰?』
辺りを見回すが誰も居ない。一体何処に・・・
『・・・・・・猫!?』
猫「翔太様!人間に正体をバラすのはまずいですよ!」
『ね、猫が喋った!?』
shp「俺の使い魔みたいな奴ですよ、名前はガルドって言うんです」
ガルド「無視しないで下さい!!」
喋る猫なんて初めて見るし、ショッピ君が吸血鬼というのはほんまなんかな・・・?
shp「先輩、あの バンッ kn「ショッピ君!!」・・・チッ」
勢いよく扉が開いたと思えば同じクラスのコネシマだった
kn「いやーすまんな!一緒に弁当食べよか!・・・ってAやんけ!!」
『相変わらず声でかいねんお前!』
コネシマと言い合っているとショッピ君が私をグイッと自分の方へ引き寄せた
『ちょショッピ君!?』
shp「A先輩に近づかんといて下さい。汚いのが伝染る」
kn「なんやとショッピィ!!」
2人の言い合いはしばらく続いた。ショッピ君に抱きつかれてるような体勢が恥ずかしかったのでなんとかお願いをして離してもらった
shp「だーかーら!クソ先輩の汚いのが伝染るからA先輩に近づかんといて下さいって言うてるんです!」
kn「誰が汚いや!そんな俺汚くないわボケェ!!」
さっきからこの言い合いが数分続いている。しゃーないここは私が止めるか
『まぁまぁショッピ君、落ち着こうや?な?』
shp「A先輩が言うなら・・・」
『コネシマも落ち着け、な?』
kn「お前が言うならやめるわ」
なんとか2人を仲裁する。ふぅ・・・やっと静かになった・・・
『私、友達待たせとるから』
保健室から出ようとするとショッピ君が一瞬悲しそうな顔をしていたがすぐ微笑んで手を振ってくれた。ちゃんと笑えるんや←失礼
中庭に戻った時、遅くて心配された。リナは戻った時「何があったんや!?」と肩を掴まれ、ミホは「何かあったんかと思って心配してたんやで」と抱きついてきた
『先生が丁度居らんくて遅なってしもてん』
と言うとリナは「よかったぁあ」と私に抱きついてきた。こんなええ友達居るとか私幸せやわ
────
ガルド
ショッピ君の使い魔的な存在。喋れる。黒猫で水色の瞳をしている。
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狐(プロフ) - 投稿楽しみです!頑張ってください! (2020年2月11日 21時) (レス) id: 96285177cb (このIDを非表示/違反報告)
「鶏」(プロフ) - 青色の緑ペンさん» ありがとうございます!更新遅くてすみません(;´・ω・) (2020年1月27日 7時) (レス) id: 22248a1f50 (このIDを非表示/違反報告)
青色の緑ペン - めちゃおもろいですね!更新停止中コメ失礼しました。 (2020年1月11日 8時) (レス) id: e3cac56355 (このIDを非表示/違反報告)
「鶏」(プロフ) - マリンさん» ありがとうございます(*^^*)頑張ってじゃんじゃん書きます(*^^)v (2019年9月20日 23時) (レス) id: 3c5bfef0a0 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - はあああああ…あなた様の小説ほんと好き。これからもじゃんじゃん書いてください!応援してます! (2019年9月2日 1時) (レス) id: 2dc0637cbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:「鶏」 | 作成日時:2019年8月20日 11時