1話 吸わせて下さい ページ2
高校2年生になって1週間ほど経った。友達と同じクラスになることができ、今日も一緒にお弁当食べようと中庭に行こうとしたが友達と喋りながら歩いていたので目の前にある柱に気付かずぶつかってしまった
リナ｢もーwなにてんねんw｣
『前見てへんかったわw』
ミホ｢あ、おでこからちょっと血出とる｣
『嘘！？ほんまに！？』
リナ｢ほんまやで、保健室行ってき｣
『おん、行ってくるからお弁当持っとって』
リナ達にお弁当を預けて、早歩きで保健室に向かう
『失礼しま･･･す』
保健室に入ると居るのは保健の先生ではなく、1人の男子生徒。ネクタイの色を見るに1年生かな？
『えーっと･･･保健室の先生は？』
ｶﾞﾀｯ
男子生徒は座っていた椅子から立ち、無言でこちらへ向かってくる。てか、私の質問無視かい！
？？｢こんな健康的でサラサラな血があるんや･･･｣
私の怪我したおでこをじーっと見てブツブツと何かを言う
『あ、あのー･･･』
？？｢あ、すみません自己紹介がまだでしたね。俺は紫野 翔太。皆からはショッピって呼ばれてます｣
『いや、そういう問題やない！先生は！？』
こんな真顔で自己紹介されたのは初めてやし、てか無視すんなや！！
shp｢先生っすか？さっき職員会議が何とか言ってましたよ｣
くっそ･･･！こういう時に限って居らんとは運が悪いわ･･･と思っていると紫野君が救急箱を持ってきた
shp｢先生よりは下手っすけど応急程度なら俺にも出来ますよ｣
『あ、ほんま？じゃあ頼もっかな』
椅子に座り、紫野君の手当を受ける
shp｢先輩ってなんて言う名前なんすか？｣
『宮崎 Aやよ』
shp｢素敵な名前ですね｣
色々話をしていると手当が終わった。鏡を見てみると綺麗に絆創膏がはられていた
『ありがとう！紫野君！』
shp｢紫野君ではなくショッピって呼んでください｣ﾑｽｯ
『ありがとうショッピ君？』
shp｢なんで疑問形なんっすか｣
ずっと真顔で怖いけどよくよく見たら整った顔してるなーっとショッピ君の顔を見ていると両肩を掴まれた
shp｢先輩、血吸わせて下さい｣
『･･･は？』
shp｢実は俺、吸血鬼なんすよ｣
『いやいやいや！？何言ってるん！？』
何を言い出すかと思えば現実的にありえないことを言い出すショッピ君。なんや厨二病なんか！？
shp｢産まれてからまともに血を飲んだことなくて･･･手当したお礼として吸わせて下さいよ｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 534人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
狐(プロフ) - 投稿楽しみです！頑張ってください！ (2020年2月11日 21時) (
レス) id: 96285177cb (このIDを非表示/違反報告)
「鶏」(プロフ) - 青色の緑ペンさん» ありがとうございます！更新遅くてすみません(；´・ω・) (2020年1月27日 7時) (レス) id: 22248a1f50 (このIDを非表示/違反報告)
青色の緑ペン - めちゃおもろいですね！更新停止中コメ失礼しました。 (2020年1月11日 8時) (レス) id: e3cac56355 (このIDを非表示/違反報告)
「鶏」(プロフ) - マリンさん» ありがとうございます(*^^*)頑張ってじゃんじゃん書きます(*^^)v (2019年9月20日 23時) (レス) id: 3c5bfef0a0 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - はあああああ…あなた様の小説ほんと好き。これからもじゃんじゃん書いてください！応援してます！ (2019年9月2日 1時) (レス) id: 2dc0637cbc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：「鶏」 | 作成日時：2019年8月20日 11時
