傍観者ではいられないようで【SERVAMP】

傍観者6人目 ページ7

「ねぇーどっこ寄ってこーよ！」

「あ、いーね！」


放課後ってやっぱ皆寄り道すんの？

早く家に帰って寝ようとか思ったりしないの？

そう思うの私だけなの？そうなの？


でも今日は無理か…ある人からの呼び出しが来やがった

大体何だよ久しぶりに日本帰ってきたから家来てねって傲慢すぎるわ

“？”すらないとか私に拒否権はないわけ？ツライ



あーもういいやささっと寄ってささっと帰ろ



「おい和泉」

『きゃー龍ちゃん』

席を立とうとしたら頭掴まれたそんで押さえられてまた座った

解らぬ


『え、何どしたの龍ちゃん』

「どしたのじゃねーよ。お前今日日直だったんだぞ」

『あ、ほんとだ、しかも龍ちゃんと…』


頭痛い。

なんかだんだん力強くなってきてる
気のせいではないよね


「忘れてたのか？」
『…えへっあああ痛い痛い痛い』

ミシミシ言ってる！やばいわれる！！

龍ちゃんとは城田を通して仲良くなった…つもり

気の使わない男友達

でもね、私の扱いに気を使って！！


ったく…とため息をつく龍ちゃん


『あ、ぁはは……ごめん』

さすがに罪悪感が出てきたので素直に謝った、いやほんのごめんなさい


「まぁいいよ今度からは忘れんなよ」

『うん…！』


龍ちゃんの頭ポンポンいただきました！！

やばいイケメンだ!!惚れる！！

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