54話 若 ページ6
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……やっぱり、ローは確実にDの血を引いている。
試してみて実感した。
私の覇気を受けてわずか数分で目を覚ますなんて普通じゃあり得ない。
なんだかんだ言ってローは昔から素質があったんだなぁ。
そんなことを思いながらビルの階段を上っていく。
行き先は若のところ。
普段なら暇になったらコラさんに抱きつきたいところなんだけど、彼は今日は任務の最中。
ということで後でこいと言われた若の居場所へ。
若は屋上からローの様子を眺めていた。
「若」
ﾄﾞ「……Aか。どうだ、あのガキは使えそうか？」
「はい、結構頑丈だということは分かりました。
それに賢いから伸びしろがありますね。
あと、これ。参考にならないかと」
ローについて説明して、それから『白い町 FLEVANCE』と書かれた本を渡した。
ﾄﾞ「……読んでおこう。それで、A」
「はい」
ﾄﾞ「褒美は何がいいのか決まったのか？」
「え……いやいや！結構です！こんなことでご褒美もらうなんて申し訳ない」
ﾄﾞ「フッフッフッ、お前は本当に欲がねェな。
物がいらねェっていうなら……」
するとポンポン、と優しく頭がなでられる。
ああ、おっきい手になでられると落ち着くなぁ……。
「わっ！？」
ところが次の瞬間、素早く胸の中に抱き寄せられる。
鼻腔をくすぐる彼の甘い匂いとぬくもり。
って……え！？抱きしめられてる！
ﾄﾞ「オプション付きだ。ごくろうだった」
それから彼は
……って私、何をドキドキしちゃってんのよ！
コラさん、あなた以外でときめいちゃってごめんなさい！
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あ~ゆ - 88話のモンパチの歌小さな恋のうたではなくてあなたにだとおもいます。 (2015年11月22日 15時) (
レス) id: 1fdf1b27e4 (このIDを非表示/違反報告)
いお(プロフ) - krhtさん» はい！次回作なりそうですが絶対書きます(*´ω`*)♪ (2015年10月3日 19時) (レス) id: 319c3a9177 (このIDを非表示/違反報告)
krht(プロフ) - ありがとうございます！期待しています！ (2015年10月1日 0時) (レス) id: 8e3c943c44 (このIDを非表示/違反報告)
いお(プロフ) - krhtさん» 了解です！ちょっと今話が込み合ってるので、もう少し後の話になりそうですけど、ご期待ください(*`･ω･´) (2015年9月30日 20時) (レス) id: 319c3a9177 (このIDを非表示/違反報告)
krht(プロフ) - ありがとうございます！それじゃあお言葉に甘えてリクエストお願いします！内容はコラソンとグラディウスとドフィが夢主を取り合う内容でお願いします！ (2015年9月28日 23時) (レス) id: 8e3c943c44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いお
| 作成日時：2015年9月11日 18時
