episode7 獅子のオーバーブロッド ページ8
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「俺は産まれた時から忌み嫌われ、居場所も未来もなく生きてきた。
どんなに努力しても、絶対に報われることはない。
その苦痛が、絶望が……お前らにわかるかぁアアアッ！」
リリア先輩に強い口調で諭されたことがトドメとなり、レオナ先輩はオーバーブロッドしてしまった。
「ハイエナ風情が俺に歯向かおうってのか？
ハハハハ……笑えねェ冗談だ！全員明日は拝めねえと思え！」
ｸﾞﾘﾑ「ユウ、A、あいつを捕まえればマジカルシフト大会に出られる！
気合い入れるんだゾ！」
ﾕｳ「───いこう、みんな！」
憎しみと悲しみに染まる瞳。
絶対に救ってみせる、その強い意志を胸に彼の目の前に仁王立ちした。
「覆せない世界など、全て砂に変えてやる……！全部無意味だ、何もかも！」
『そこまでしてマレウス・ドラコニアに勝ちたかったんですか？』
あたしの言葉にピタリと動きを止めるレオナ先輩。
「……うるせぇ……その目で、その闇に染まらない瞳で俺を見るな！！！」
ﾘﾄﾞﾙ「A！！！」
襲いかかる凄まじい速さの魔法。あたしはマジカルペンを構え魔法を発動した。
ﾚｵﾅ「ぐうぅ！……なんだ、水……？こんなものすぐに砂に……ううっ!!?」
『やっぱり！読みが当たった！
オーバーブロッドしてる先輩にはこの水は苦しいはず！
早く正気に戻ってください！』
ありったけの魔力で水を生み出し、レオナ先輩の足元に広がった。
ｴｰｽ「はぁ！？なんつー規模の水魔法！？」
ｸﾞﾘﾑ「……A、オレ様の子分のくせにいつの間にこんな大魔術を！？」
『ちょっとみんな、ぼーっとしてないで攻撃を！
あたしが足止めするから早く！』
ﾘﾄﾞﾙ「A、ボクが足止めするからやめるんだ！
これだけの規模の魔力を使い続けるのは危険だ！
」
『大丈夫、秘策があるので』
リドル先輩の心配そうな声に気丈に笑ってみせる。
だって魔法の
ｼﾞｬｯｸ「レオナさんのブロッドが薄れていく……！？」
ｹｲﾄ「そういえば……Aちゃんの魔法はブロッドを消すことができるんだ！」
ﾘﾄﾞﾙ「なんだって！？」
ｴｰｽ「そうだ、寮長が闇落ちバーサーカーになった時もAが食い止めてくれたんだっけ？」
ﾃﾞｭｰｽ「よし、そうとなれば畳み掛けるぞ！いでよ大釜！」
勝利への希望が見えてきた！
こうしてあたしたちは一致団結して全力で彼を止めようと奮起した。
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あまね(プロフ) - 神作しかなくて困ってますありがとう御座います (1月3日 0時) (
レス) @page11 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - ぜひ最新待ってます！！！！ (2021年11月14日 14時) (レス) @page11 id: 03797417b9 (このIDを非表示/違反報告)
ひよコーン - 今まで見てきたツイステ小説の中でダントツでこれが面白いっす主さん推します。推すことをどうか許してくだせぇ。 (2021年11月13日 21時) (レス) id: 635c8de402 (このIDを非表示/違反報告)
サラ - この作品すごく面白いです！恋愛面もうまく入っていて読んでてニヤニヤが止まりません。更新待ってます頑張ってください！ (2021年4月3日 9時) (レス) id: 9bd7bc073d (このIDを非表示/違反報告)
あはーは - これ打ってたら地震きて焦った (2021年2月1日 23時) (レス) id: 99e5f8b903 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いお
| 作成日時：2020年6月7日 19時
