episode4 オタク最強説 ページ5
side A
レオナ先輩の瞳には迷いと絶望があった。
……まずい、かなりの量の黒いモヤが彼の身体に包んでいる。
どうにかして近づいてブロッドを吸収しないと。
ﾚｵﾅ「あのなぁお坊ちゃんがた、正義のヒーローごっこはよそでやってくれないか」
ﾗｷﾞｰ「わざわざ敵のまっただ中に少人数で割り込んでくるなんて、酔っちゃってるっスねぇ〜！」
「レオナさん、やっちまいますか」
「フン、軽く遊んでやれ」
レオナ先輩の言葉に、マジカルペンを構え突進してくる寮生たち。
「ヒャハハ！ひ弱なお前らなんてすぐひねり潰してやる！」
『はぁ！？女の子から狙うなんて男の風上にも置けないね！
ユウちゃん、あたしの後ろにいて！』
ユウちゃんをバカにする寮生に怒りを覚え、あたしもマジカルペンを構える。
右手には炎を、左手には風を起こし、それを合わせて炎の突風に変換し寮生たちに放った。
「「「ギャアァァ！」」」
たまらずしっぽを撒いて逃げる男たち。
ﾗｷﾞｰ「は？……なんすか、Aのあの技。
まだ入学したての1年っすよね？えげつない魔法使いやがる……！」
ﾚｵﾅ「チッ、たかが草食動物の攻撃にキャンキャン吠えやがってみっともねえ」
唖然とするのはサバナクローの面々だけじゃない。
ｴｰｽ「おいおい、反則だろA……」
ﾃﾞｭｰｽ「な、なんだあの技！……カッコイイ！」
ｹｲﾄ「え？……Aちゃんいつの間にあんな強力な魔法を？」
『ふふ……』
そりゃあたし、生粋のオタクですから。
だって魔法っていうのはイマジネーションの強さ、つまり想像力で決まるんでしょ？
だったら「妄想力」が人一倍あるオタクはこの世界じゃ強いに決まってる！
『さあ、かかってこい！』
「こ、こんなの聞いてねえ！反則だ！」
「逃げても無駄だよ、
慌てて逃げ出す寮生たちだったけど、リドル先輩のユニーク魔法であえなく御用となった。
episode5 ディアソムニア→←episode3 レオナの動揺
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あまね(プロフ) - 神作しかなくて困ってますありがとう御座います (1月3日 0時) (
レス) @page11 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - ぜひ最新待ってます！！！！ (2021年11月14日 14時) (レス) @page11 id: 03797417b9 (このIDを非表示/違反報告)
ひよコーン - 今まで見てきたツイステ小説の中でダントツでこれが面白いっす主さん推します。推すことをどうか許してくだせぇ。 (2021年11月13日 21時) (レス) id: 635c8de402 (このIDを非表示/違反報告)
サラ - この作品すごく面白いです！恋愛面もうまく入っていて読んでてニヤニヤが止まりません。更新待ってます頑張ってください！ (2021年4月3日 9時) (レス) id: 9bd7bc073d (このIDを非表示/違反報告)
あはーは - これ打ってたら地震きて焦った (2021年2月1日 23時) (レス) id: 99e5f8b903 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いお
| 作成日時：2020年6月7日 19時
