記憶が消えた理由 ページ18
坂田side .
今日も術の授業があるけど
その授業を抜け出して今僕が愛おしくてたまらない
大好きなお友達
Aちゃんと遊んできます!
実はね、妖の世界には
"人間には近づくな"
その一言
そう、だから
僕は彼女と会うのも一苦労なんだよね
ある日、今日もいつもの様に
夏休みの連休でこっちにやってきた彼女と
山のなかで喋っていた
どこからか視線を感じる
「A、ちょっと待って。
なんか視線感じる」
『えっ?!だr(ムグッ』
大きな声を出す彼女の口を押さえつけた
「しっ」
彼女は黙って頷いた
から手を離してやる
周りを見渡すと木の上に1つ...
いや、みっつ。よっつ、
5つの影が
...まさか
「A、あっちに向かって全速力で走って」
『は?え?』
「早く!」
彼女は言うとおりに全速力で走ってくれた
が
やはり彼女は1人に捕まってしまった
「ちょ!うらさん!離したって!!」
う「お前、ここ数年、この時期に術の授業サボってどっかいってると思って後付けてったらこーゆー事だったのか」
せ「掟、忘れました?
"人間には近づくな"」
し「知ってると思うけどなぁ、この掟は
人間が俺らのこと毛嫌いしてるから出来たやつやで」
ま「掟破り...ですか」
「っ!!ごめん!!わかった!もう二度と!
せーへんから!Aを離して!!」
う「お前がこの子を忘れてもこの子はお前の事
多分忘れねぇぞ。どーすんだよ」
そ「俺、この子に記憶封印の術かけるからね」
「まって!!ほんまにやめて!!!なぁ!!」
せ「しゃーないでしょ?!
僕らだってこんなことした無いです!」
し「でも、もしこれで、妖と人間が会ってたって
人間の方に情報がはいったら俺ら一族皆タダじゃすまへんからな」
「っ...それは...ごめん」
そ「きっとこれが最善の方法なんだ
彼女から今まで、坂田と一緒に遊んだ記憶だけを
全部消す」
ぱっと彼女の方に視線をやる
彼女は首を大きく横に振っていた
でも...これが最善の方法...
「...うん...わかった。そらるさんお願いします」
彼女はすごく驚いた顔をしていた
泣きそうな目をしながら
そ「大丈夫、痛いことは何もしないから...少し眠るだけ」
そう言ってそらるさんは彼女に術をかけた
.
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コウ(プロフ) - tom38さん» ありがとうございますもうありがとうございます以外に言葉が出てきませんね() (2019年5月16日 16時) (レス) id: 8448e3e64e (このIDを非表示/違反報告)
tom38(プロフ) - コウさん» 友達に宣伝しといた (2019年5月15日 18時) (レス) id: f031819913 (このIDを非表示/違反報告)
コウ(プロフ) - tom38さん» 嬉しいけど恥ずかしいですねそれは()ありがとうございますw (2019年5月15日 18時) (レス) id: 8448e3e64e (このIDを非表示/違反報告)
tom38(プロフ) - コウさん» 明日のお楽しみか、学校でも楽しみにしときまーーす!友達にも宣伝しときますんで (2019年5月14日 20時) (レス) id: f031819913 (このIDを非表示/違反報告)
コウ(プロフ) - tom38さん» 書きます書きます書かせてください() (2019年5月14日 18時) (レス) id: 8448e3e64e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コウ | 作成日時:2019年4月20日 16時