学校行きたくなくなくなーい。

3時間目 ページ3

3時間目


我らが生徒会長は、


あれからすばやく整列させ、さっさと体育館に移動させた。


その甲斐もあり、私たちは赴任式に遅れることなくやってくることが出来た。



体育館につくと、チャニは、





「じゃ、俺行ってくるから、、寝ないで見てろよ？俺のこと」





と、他の女子ならキャーキャー言うであろうセリフをはいていった。





私の場合、




「えー、眠かったら寝るよー」





と、なんとも可愛げのない態度しか出来ませんけどね。





そんな私を苦笑いで見つめ、頭をポンポンするチャニ。




「分かった、じゃーな」

『ん』





…はぁ、うちらの関係って、すごい爽やか☆←




みんな見習いなさいよ。




…うん、ごめん。←




…







ああー、そろそろ眠いな、と思ったら。





ピーッ、と聞こえたマイクの音。





「…今から、全校集会を始めます、一同、起立、礼」

「「「お願いします」」」




チャニだー。




チャニの凛々しい声が私の頭に響く。




「まず最初に、校長先生のお話。校長先生、お願いします」







そうチャニが促すと、スタスタと中央に歩いてくる男。





「…姿勢、礼」





マイクに口を近づける男。





「…みなさん、おはよう」

「「「おはようございます」」」


「…私の名前は？」

「「「チェ・スンチョル先生です」」」


「よろしい、座りなさい」




No.1



校長 チェ・スンチョル

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