Season1《Seventeen》 ページ18
『それ、どういう意味？まぁ、萎えたからHeavenに戻るね〜。』
ちょっとイラッとしたから、適当な理由を言って、帰った。
Rockyがいる場所に戻って来た。
帰る前にKOOが何か言いかけていたけれど、無視無視。
数分後、KOO達もHeavenに戻ってきたけどダンを捕まえる事が出来なかったらしい…
別に私はSWORDの均衡がとか全然気にしない派の人間だからどうでもいいんだけど。
SWORDよりももっと大きな“敵”がいるから…
しばらくすると、山王連合会の“ヤマト”がSDカードを持ってHeavenに来たと情報が入った。
KOOがヤマトをRockyの所へ連れてきた。
「…見つけたようだな」
Rockyが静かに言葉を発した。
対してヤマトは少し警戒した様子だ。
KOOは手早くSDカードを奪った。
「…そのブツ何のデータが入ってる？馴染みの店をメチャクチャにしやがって、そんだけの価値があるのか」
「我々はお客様に安全なから“場所”を提供しているだけ、それぞれの取引内容はノータッチです」
「ふざけんじゃねえぞ」
KOOの答えに納得がいかないのか、少々キレ気味で突っかかるヤマト。
「こっちに聞きたいことが山程ある」
「この女、スモーキーの妹です」
「ルードの…」
Rockyの言葉によって、あらかじめ用意していた監視カメラの映像を見せ、説明するKOO。
“ルード”とは…
「無名街」
親に捨てられた者、身元を隠す者、行き場を失った者
深い闇を抱えた者たちが集まって出来た、治外法権の街であり、この街には、守護神がいる。
無慈悲なる街の亡霊「RUDE BOYS」
他所者が一歩足を踏み入れば…
一瞬で狩られるという。
リーダーはスモーキー。
その妹“ララ”が、Heavenに来て、山王のダンと接触していたと…
「何故あなたのお仲間がルードの取引に関わったのか、そして何故奪われた物をあなたが見つけ、わざわざ届けにきたのか、シラを切ってないで説明してください」
…結構グイグイ聞くKOO。
するとヤマトが口を開き、
「…ひとつだけ言えるのは、山王は何の関わりも無いってことだ。誰かが裏で手を引いた奴がいる」
「証拠は？」
「証拠はまだ無い。けど俺たちは誓って汚い商売には手はださねえ」
「…フッ」
ドッ！！
大きな音がした。
Rockyが自分の杖をヤマトの腹辺りに当てた音だった。
「ぐっ…」
「そんな言い草、誰が信じる」
そしてお互いの攻防が続き、ヤマトが
「だから俺たちはやってねえって言ってんだろ、山王には手エ出すな」
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←Season1《Sixteen》
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 153人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蓮斗 - Fourの所です。 (2019年4月30日 23時) (
レス) id: 226362e8e8 (このIDを非表示/違反報告)
蓮斗 - 北斗の"斗"はこれじゃなくて人ですよ。 (2019年4月30日 23時) (レス) id: 226362e8e8 (このIDを非表示/違反報告)
MASORA(プロフ) - エレオノールさん» 本当ですか！？ありがとうございますm(_ _)m亀更新ですが頑張ります♪ (2017年11月10日 21時) (レス) id: 17bc48499c (このIDを非表示/違反報告)
エレオノール(プロフ) - おもしろいです☆ラスカルズ派私にとってははまりそうです!これからも頑張ってください (2017年11月9日 21時) (レス) id: 5e784ada86 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：MASORA | 作成日時：2017年11月9日 21時
