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8000円事件。 ページ3

私が最初に遼先生と話すことになったのは




3年生になってからのこと。






ある日自習に来ていた私は、

一通り勉強が済んだので帰ろうとしたその時、


ビルの2階から1階おりる階段に

何かが落ちているのを見つけました。





紙のようだけど…なんだろうと思いながら

恐る恐る拾うとそれは…









なんと!英世が8枚!!








なぜこんな所に…と思いましたが、


と、取り敢えず先生に届けねば!と思ったので



引き返すと、もう1年生の授業が始まっていました…








受付に先生は……





!!






あのいっつも外にいるけど一言も喋ったことない先生だ…






どうしよ…え、初めましてで8000円落ちてました


とかきつくね!?



とはいえ、授業終わるまで待って


塾長にっていうのも…めんどくさいんだよなぁ…









と、固まって長考していると


遼「どうしたんですか…?あれ、君…さっきさよならーって出ていかなかった?」



…これはまずい…しかもなんで覚えてんねん。(似非





私「あ、え、えーと(コミュ障全力発揮)」

((恐る恐るお札を見せる))



遼「ん、その手に持ってんの…どうしたの…?

って…お札!?」



私「あ、はい。、あの、階段に落ちておりました…ので届けようと思って…」



遼「あ!そういうこと!ありがとうね!!


んーでも8000円ってすごい額だなww


生徒じゃないだろうし…なんでだろうね…


んー……」



あまりにも先生が考え込んでしまったので



私「どうかされました?」

とたずねると、


遼「いやーね?どうにかしてコイツで焼肉行けないかなぁ…って思って。」



私「……ファッ!?」



遼「あ、冗談冗談ww塾長に伝えとくね!!」






……よく分からない人だった。







それが率直な感想でした。

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設定タグ:先生 , 実話 , 片想い   
作品ジャンル:恋愛
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星葵 - 初めまして。私も先生のことが好きでして私も何をしたらいいのかよく分からないのですが、身だしなみを整えたり、ナチュラルメイクをしてみたりするといいと思います。ナチュラルメイクといってもリップと二重くらいで大丈夫かと思います。お力になれれば嬉しいです。 (2021年1月12日 16時) (レス) id: 7571328cb2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:日焼けして色の落ちたペンケース | 作成日時:2020年3月31日 20時

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