【実話】叶いそうにないけれど。【教師×生徒】

ただの先生。 ページ2

私は2年生の秋頃から、

古めかしいビルの２階と３階に教室を構える

こじんまりとした塾に通い始めました。


そこまで大手ではない塾でしたが、



当時入っていた部活の友人(学年1位)が通っていたので、適当に


ここなら頭良くなれるっしょ。


と選びました。





集団授業式の塾だったので、


慣れないことも多くありましたが



友達が沢山出来ました。(主に男子)


(※主は女子が怖いです☆)





そんなこんなで


ようやく自分のクラスを担当する

先生たちの名前を覚えられたと思った頃に




この塾…先生多くね？




と気づきました。

それもそのはず、

この塾では先生によって行動パターンが異なっており


1人の先生だけを見ても、複数の支部を

曜日や時間によって行き来していたのです。



例)A先生→月、水、金は○○教室
火、木、土は✕✕教室

B先生→月、火、木は○○教室
水、金、日は△△教室


といった感じ。





そのため1つの支部でも出入りがとっても多いんです。






とまぁ、よく分からない説明は多分理解しにくいと思うので、



わぁーいっぱい人がいるんだァ☆




くらいで大丈夫ですw






そのため先生の顔と名前を覚えるのも一苦労。



え、授業受けない先生なら別に覚えなくても…


と、思ったそこのあなた！！






うちの塾では生徒が来る時間と帰る時間に先生が表に立っていてくれるんです。



時には迎えの車を一緒に待ってくれたり、



周りは居酒屋が多いので酔っ払いに絡まれそうになったら助けてくれたりと、



結局 授業を受けたことの無い先生まで お世話になっちゃうんです！！


まぁ、表にいてくれるのは新人や若手の先生が多いんですけど。(たまに塾長のときもあるぞ！)





そんな感じでほとんど毎回外に立っていてくれる先生がおりまして、


ネタバレしちゃうとそれが遼先生だった訳ですが、





初めに見た時は、授業も担当していないし、


完全なる初めましてだったわけで、

一緒に隣に立って車を待ってくれていたのですが

話すことも無く、特になんとも思っていませんでした。



むしろ、この人…なんて名前なんだろ…くらいにしか思っていませんでした。



思って無かったはずだったのになぁ…









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最初の方は設定とか状況説明が多くなってしまって申し訳ありません。

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