命の物語２ (ページ8)

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ボーボボ｢さっきの紙切れを読むことにした

ふぅーむ

そこには意味のわからない事が書いてあった

何かを探しているようじゃった
何を無くしたのかはよくわからんがとりあえず心配しないでくれという内容だった

なんの事か全然理解できなかった

なんだかブルーになった

ボーボボ｢お終い｣

オッチョッチョ｢うわーおもしろいねぇ！｣

章大｢終わりなん？
その紙切れまだ持ってる？ちょっと見せてもらえるかな？｣

ボーボボ｢持っているけど見せてはあげん｣

章大｢なんで？｣

ボーボボ｢そうするべきな気がしてのぅ
代わりにわしが読んであげよう
長くはないこんな感じじゃ｣

｢ママイレッサに耐性ができたようだ
肝臓の数値が上がり続けるからもう止めるべきらしい｣

オッチョッチョ｢なんのことだか...｣

｢タルセバにするか注射にするかはお医者さんの話を聞いて見ないとなぁ
イレッサはもう聞かないらしい｣

オッチョッチョ｢タルセバってどこの誰よ...｣

｢俺だってつらいよでも頑張らないとな
トモ...セラピーってのは無理みたいだ
兄貴も家計が大変らしい｣

オッチョッチョ｢あれ？｣

｢俺も色々考えてるからあまり心配するなよ｣

オッチョッチョ｢あれれ？｣

ボーボボ｢お終い｣

オッチョッチョ｢また消えた！｣

ボーボボ｢わしは何故悲しいかのぅ？｣

オッチョッチョ｢イレッサに耐性ができちゃったからなんじゃない？｣

ボーボボ｢それってどういう意味じゃ？｣

オッチョッチョ｢めっちゃ悪いことなんじゃないの？｣

ボーボボ｢砂漠になるってことかのぅ？｣

オッチョッチョ｢多分そんな感じじゃないかなぁー｣

ボーボボ｢悲しいのぅ...｣

オッチョッチョ｢うん｣