４話 ページ7
「キャーーーーー！！！」
僕たちが乗っている車が学校の前に止まると外から女子たちの声が聞こえてくる。最初はうるさいと思ってたけど一年も続けばもう慣れたよね。運転手が車のドアを開けると先程よりも大きな声でキャーキャーと叫び始める。
最初はグルちゃんが下りてその次がトントンそして僕と順番に降りていく。すると女子たちはいつものように僕らを囲んで話をし始める。
「オスマン様！おはようございます。今日はお時間ありますか？」
「オスマン様！私高級スイーツを持ってまいりましたの！」
「オスマン様！」
「ごめんね。今日も仕事で忙しくなりそうなんだ。また今度ね」
僕はいつも様に理由を付けてやんわりと断る。ストレートに嫌だと断ってしまうのは簡単なのだが、あくまで相手も令嬢なので邪険にできない。でもコネシマはスバっと断っちゃってるんだけどね。(汗)
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿
女子たちと話し続ける事２０分。いつものように女子たちの話を聞いては流してを繰り返しているのだけれど、今日はいつもと違う所からも視線を感じる。周りに居る女子たちにばれない程度で視線の感じる方を見ると３階にある２年の教室の窓からフードを被っている生徒が数分おきにチラチラとこちらを見てきているのが分かった。
キーンコーンカーンコーン
「あ、もう時間だね、皆もそろそろ教室に戻った方がいいよ？」
「そうですね、もっとオスマン様とお話をしたかったのですが、オスマン様が心配してくれているのだから帰りますね」
「ではオスマン様！後ほど」
「ごきげんよう」
そういって女子たちは校内へと戻っていった。
「...ふぅ、」
「オスマン大丈夫か？」
「大丈夫めう〜」
「オスマンは優しすぎんねん！ズバッと断ればええのに」
「そうはいかないよ」
「そうだぞシッマ！女子たちをあんな邪険に扱いやがって！」
「うるさいねん！大先生は逆にキモイわ！」
「ひどい！」
「おい、お前たち俺たちも早く教室に向かわないと遅刻するゾ!」
「せやぞ、早くしろ」
「そうですね、急ぎましょう。」
そう言ってみんなは急ぎ足で昇降口に向かっていった。そんな中僕はあのフードの生徒の事が気になってもう1度フードを被った生徒の居る方に視線を向ける。すると、その生徒も僕のことを見ていたみたいでその生徒と目が合った。その生徒は僕と目が合った事に驚いたのか、一瞬動きが止まっけどすぐに僕から顔をそらした。
｢ふふ｣
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ナキ(プロフ) - ヤマテンさん» 更新頑張ってください！！楽しみにしてます！！ (2019年7月26日 21時) (
レス) id: 762f4f0744 (このIDを非表示/違反報告)
ヤマテン - ナキさん» 先程のコメント見ていたらすいません。驚いたのではないでしょうか。先程アニオタ腐ジョ子から「またやってるよw」って連絡が来て気づきました。改めて、コメントありがとうございます。更新が滞っていますが頑張って更新していこうと思います。 (2019年7月26日 20時) (レス) id: d8ff20d740 (このIDを非表示/違反報告)
ナキ(プロフ) - 更新されたぁぁーー！！ (2019年7月26日 13時) (レス) id: 762f4f0744 (このIDを非表示/違反報告)
ヤマテン - 三月ウサギさん» ｺﾒﾝﾄありがとうございます！私からのｺﾒﾝﾄでは返しきれないのでここは夢主ちゃんにお願いしたいと思います。「ありがとう!ウサギさん!!可愛いか-そうか-(∀｀*ゞ)ｴﾍﾍ、嬉しいな〜私もウサギさん好きだよ!これからもこの作品と私をよろしくね!!」 (2019年3月31日 21時) (レス) id: 1239157f9f (このIDを非表示/違反報告)
三月ウサギ(プロフ) - 家の中での明るい夢主ちゃんすごく好きです…！可愛すぎて鼻血出そうになりました((((これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2019年3月31日 8時) (レス) id: f91c210884 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヤマテン | 作成日時：2019年3月2日 15時
