１６話 ページ20
「そうだったんですね、」
「えぇ、それに私新人でして////」
「...えっと、早く道を聞いて車の方に戻られたほうが...。」
「あ！そうですよね、すいません。お願いします。」
「はい。」
そう言いながら背負っているカバンを下ろして中からノートとペンを取り出す。
「この道は少し複雑で、あの大きさなら...そうですね、まずそのまままっすぐ進んでもらって、すぐに右折できる大きい道があるんですけど、そこではなくて、もう一個奥の、似た道を右折してください。そしたら...____」
私は指をさしながらゼスチャー混じりの説明をして、先程取り出したノートに簡単な地図と箇条書きで道順とプラス大事な部分も端に書いていく。説明をしている途中で男の人は「なるほど」とか「次の道を左折ですね」とか確かめもかねて相づちを打ってくる。こちらとしても、こまめに相づちを打ってくれると、相手がどれだけ理解できているかが分かるから助かる。
「＿＿...すると、普段使われている大通りに出ますよ。」
「なるほど、ありがとうごさいます。」
「いえ、あとこれも持って行ってください。」
私はノートをそのまま渡した。
「よ、よろしいんですか？」
「はい。先程説明した道順を箇条書きにして大事な部分もメモしたものです。あと簡易ですが地図も描いてあります。詳しく説明したつもりではありますが、結構曲がる回数が多いので分からなくなったらこれ見てください。」
「何から何まですいません。ありがとうございました。」
男の人はノートを受け取り、私に深々と頭を下げて車に戻っていった。
「ふぅ、...やっと帰れる」
本当に今日はついていない。私は足元に置いてあるカバンを背負い直し、今までのことをリセットするように被っていたフードを深くかぶりなおして目線を下げ、家のある方に体を向きなおし歩き始めた。すると少し歩いたところで私の横を黒い車が通過した。
通過した車から数人の視線を感じたが気にせず自分のペースで歩き続けた。
そして、黒い車が完全に見えなくなった頃自分の家に着いた。
「やっと着いた。」
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ナキ(プロフ) - ヤマテンさん» 更新頑張ってください！！楽しみにしてます！！ (2019年7月26日 21時) (
レス) id: 762f4f0744 (このIDを非表示/違反報告)
ヤマテン - ナキさん» 先程のコメント見ていたらすいません。驚いたのではないでしょうか。先程アニオタ腐ジョ子から「またやってるよw」って連絡が来て気づきました。改めて、コメントありがとうございます。更新が滞っていますが頑張って更新していこうと思います。 (2019年7月26日 20時) (レス) id: d8ff20d740 (このIDを非表示/違反報告)
ナキ(プロフ) - 更新されたぁぁーー！！ (2019年7月26日 13時) (レス) id: 762f4f0744 (このIDを非表示/違反報告)
ヤマテン - 三月ウサギさん» ｺﾒﾝﾄありがとうございます！私からのｺﾒﾝﾄでは返しきれないのでここは夢主ちゃんにお願いしたいと思います。「ありがとう!ウサギさん!!可愛いか-そうか-(∀｀*ゞ)ｴﾍﾍ、嬉しいな〜私もウサギさん好きだよ!これからもこの作品と私をよろしくね!!」 (2019年3月31日 21時) (レス) id: 1239157f9f (このIDを非表示/違反報告)
三月ウサギ(プロフ) - 家の中での明るい夢主ちゃんすごく好きです…！可愛すぎて鼻血出そうになりました((((これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2019年3月31日 8時) (レス) id: f91c210884 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヤマテン | 作成日時：2019年3月2日 15時
