検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:2,636 hit

1話 ページ3

体育館で新学期の式が始まる。


校長先生の話に会長の話と順序よく進み、それからクラスへ帰ってきた。


先生「お前らー。席替えをするからくじをひけー。篠原、黒板に席を描いてくれ。」

クラスがくじを引いていく。


その間、名前を呼ばれた女子が席を立つ。

「はい。」


このクラスで結構真面目で物静かな委員長だ。

康太「(そう言えば、このクラスになって1度も話したことないなぁ。)」


康太はじっと篠原を見る。


腰まで伸びる黒い髪に落ち着いた雰囲気を漂わせる。


カツカツと白いチョークで黒板に席を書いた。


「目が見えにくい人は先に書いてください。逆に目がいい人は後ろでお願いします。」


眼鏡で素顔が見れないなぁ。


先生「ほら、席替えするぞー!」

番号が書かれている席に机を移動していく。

ガタガタッ…


康太「ふぅ。ここだ。(後ろで良かったー。えっと隣は…え!まさか、話してみたいって言ったから?!)」

隣に座るのは篠原委員長。

前と同じ席みたいだ。


康太「あの、えっと…篠原さん。これから1ヶ月同じ隣席同士よろひくね。」

にっこり笑うと篠原さんは小さく頷いた。


あ、良かった。


聞こえているみたいだ。


先生「それじゃ、宿題を提出しろー。」


そういい、朝の授業が始まったのだった。

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←序章



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:想像者ゆんゆ@ | 作成日時:2018年2月3日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。