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秘密 ページ28

色々、アワアワとして静雄さんが何故か怒こってるのを見た。

「ああ、静雄君は折原君と仲悪いからさっ。気にしないでよ」

ふと新羅は時計を見た。

「ああ!もうこんな時間だ。帰ったほうがいいんじゃないかな?」

え?もうこんな時間なの!?

「お邪魔しましたっ!」

私はいそいそと家に帰った。

―――――――――――――――

「ただいまー」

家に帰った。

あれ?女物の靴があった。誰のだろう

私は扉を開けて中に入った。

臨也はパソコンのキーをカタカタと打ち続けていた。

「あ、おかえり。楽しかったかい?」

臨也は相変わらずの飄々とした笑顔だった。

目を移すと髪の長い女の人がいた。

「?あの……」

「?」

「私、Aと言います」

「ああ、聞いてるわ。私は矢霧波江よ」

「えっと……」

「安心なさい、臨也とは仕事仲間でしかないから。そうよ、私には、誠二しかいないんだから」

と言って、頬を染める波江さん。不覚にもあったばかりの波江さんを可愛いなんて思った。

「誠二さんって彼氏さんですか?」

「違うわよ?でも、そうなってほしいなんて。ウフフ」

片思いかな?

「あの、両思いになれるといいですねっ!」

「貴女、結構いい人ね。気に入ったわ」

「あのさー、波江さん?夕飯は?」

臨也が話しに割り込んできたけど、カッコイイから、いいのです。

「ちょっと、この後、いいかしら?」

「はいっ!」

波江さんがまゆを寄せていった。

――――――――――――――

臨也が一人でご飯を食べてる中波江さんは私の部屋にいた。

「ホントは口止めされてるのよ。でも、貴女には言っておこうと思ったの」

「はい」

「貴女、臨也のことどこまで知ってるのかしら?私も臨也のことは知りたくもないけど」

「……」

「アイツと付き合ってるんでしょ?」

「まあ、はい」

「悪いことは言わないわ。すぐに別れを告げなさい」

「へ?」

「アイツが好きのは人間という存在なのよ。貴女じゃないわ。人間の生体を愛してるのよ。他にもこうゆう子達はいたわ。反応を見て楽しんでるだけなのよ。愛って言うのかもわからないけど」

目の前が暗くなる錯覚。

「決して、私が臨也を好きで邪魔だとかそんな低俗なこと考えてないわよ?私が言えるのはここまでよ。騙されてるわ。もっと傷つく前に離れたほうがいいわ」



「そう、……なんですか」

嘘だ

「後はあなたの自由よ」

それだけ言うと波江さんはドアを開けて行ってしまった。

秘密裏→←彼女です



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設定タグ:折原臨也 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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甘楽★ - こんにちは!ヤバいです!きゅんきゅんします//なんかもういいですね!切ない!甘い!これからも応援してます!かんばってください! (2015年7月26日 15時) (レス) id: 615c7695c5 (このIDを非表示/違反報告)
折原愛理(プロフ) - あれ?大丈夫ですよねっ!? (2015年5月10日 15時) (レス) id: d2a680c722 (このIDを非表示/違反報告)
折原愛理(プロフ) - 指摘ありがとうございましたっ!大丈夫になったと思います。ごらんになつてくださり、ありがとです!今回の件はすみませんでした。これからもよろしくおねがいします (2015年5月10日 15時) (レス) id: d2a680c722 (このIDを非表示/違反報告)
桜歌(プロフ) - 外したほうがいい、ではなく外してください。でないと、この作品は違反です。なお、このコメント後は同じようなコメントを控えましょう。 (2015年5月10日 7時) (レス) id: 82fc19f8c0 (このIDを非表示/違反報告)
緑月イズ(プロフ) - オリジナルフラグ、外した方がいいですよ (2015年5月10日 7時) (レス) id: d1c3f4c08d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うニャニャ | 作成日時:2015年5月3日 14時

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