首無しライダー ページ26
―セルティ宅
「お邪魔しまーす」
と言って、家の中に入った。
広い。
何なの？みんな、こんなに広い家になんで住めるんだよぉおおお！
私の心の叫びも虚しく、セルティさんがお茶を持ってきた。不慣れな手つきだ。大丈夫なのかな？普段どうしてるんだろう。
「なんだ、今日は新羅いねぇのか？」
『ああ、新羅ならもうすぐ帰ってくると思うぞ』
新羅……？また新たな人が出てきたわ。
『で、首だったな。あまり叫ばないでくれ』
「は、はいっ」
一応返事した。
セルティさんはヘルメットをゆっくりと上へあげた。
――――そこには何もなかった。
「ホントだ。凄いですね」
それしか言うことなく、私はお茶を一口飲んだ。
『なんだ、驚かないのか？』
「え、だって無いって言ってたじゃないですか」
思ったことをそのまま言う。
『そ、そうゆうものか』
とセルティさんはヘルメットを机の上に置いた。
ガチャガチャ
？
ドアが開く音がした。
「ただいまー！セルティ！」
男の人の声がした。
扉が開かれて、メガネをかけた白衣の男の人が入ってきた。
「ありゃ？お友達かい？」
『おかえり、新羅』
「おう、邪魔してるぞ。新羅」
この人が新羅さんか。
お医者さんかな。
「うん、ゆっくりしていってよ。静雄君、と……。えっと、始めまして。岸谷新羅です」
「小山Aです」
「Aちゃんねー！セルティの友達かな？それとも静雄君の友達？はたまたどちらでもあるのかな？」
「えっと、その、え？どちらでもあるんですかね……？」
答え方がわからない。今あったばかりのセルティさんにケーキを食べた静雄さん。
友達って言っていいのかな？
そもそも、友達って何なのかな？うーん。
「Aとは友達だよ」
静雄さんが言った。
『私もAの友達だ』
少し心があったくなった。
「そっか。よかった、よかった！じゃあ、セルティの友達なら、僕の友達同然だね」
と新羅さんは笑った。
「あ、敬語はいいよ。で、お住いはどこなの？」
「新宿だよ」
敬語を即座にとって話した。
「新宿……？」
新羅さんの額に汗が滲んでた。どうしたんだろ
「えっとさ、一緒に住んでる人とかいるかな？」
まさかね。なんて言って新羅さんは、セルティさんに笑った。
「男の人とは住んでるけど」
「へ、へぇー。ｱﾊﾊ」
「でも、普通の人だよ？いいひとだよ」
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甘楽★ - こんにちは！ヤバいです！きゅんきゅんします//なんかもういいですね！切ない！甘い！これからも応援してます！かんばってください！ (2015年7月26日 15時) (
レス) id: 615c7695c5 (このIDを非表示/違反報告)
折原愛理(プロフ) - あれ？大丈夫ですよねっ！？ (2015年5月10日 15時) (レス) id: d2a680c722 (このIDを非表示/違反報告)
折原愛理(プロフ) - 指摘ありがとうございましたっ！大丈夫になったと思います。ごらんになつてくださり、ありがとです！今回の件はすみませんでした。これからもよろしくおねがいします (2015年5月10日 15時) (レス) id: d2a680c722 (このIDを非表示/違反報告)
桜歌(プロフ) - 外したほうがいい、ではなく外してください。でないと、この作品は違反です。なお、このコメント後は同じようなコメントを控えましょう。 (2015年5月10日 7時) (レス) id: 82fc19f8c0 (このIDを非表示/違反報告)
緑月イズ(プロフ) - オリジナルフラグ、外した方がいいですよ (2015年5月10日 7時) (レス) id: d1c3f4c08d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うニャニャ | 作成日時：2015年5月3日 14時
