私のはじめては全部、キミ。

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うそ……、









「よ、ん」






ああ、私も終わりか……

鉄球って落ちてきたら絶対痛いよね、









……考えれば考えるほど怖い、







目をぎゅっと瞑った瞬間、









標「大丈夫。」









彼が、震える私の手に自身の大きな手を重ねた








と、同時に、






上から鉄球が落ちてきた。









っ、！！









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チカラ「うわぁぁぁ！」





……あれ、？









い、きてる、









前を見ればスレスレの状態であった、鉄球。









「ぁ、、」









声にならない声が出で、、、、。









怖かった……。。。








ゆっくりと鉄球が上に戻っていく。





そして、さっきまでぬくもりのあった私の手から、



「あ、ごめ、っ」



彼の手は離れてしまった









ほんの数秒だったけど、

、、、、、ちょっと心が落ち着いた。









さくら「うわぁぁぁ！やっぱり、死んでる！」







隣の、少し遠いところから男の人の声が聞こえた









しんで……。





そ、っか、







どこかは忘れちゃったけど、

ひとつのところに
固まって入ったところがあったっけ









どんな風になっちゃったのかな、







無意識にそちらの方へ向いていた私の目は



標「だめ」




彼に手で、塞がれしまった









標「見ない方がいい」








標「一生、脳裏に焼き付く」








「え、、？」









標「……だから、
お前があんなの見たって、なんも得しないから。」









…………私は彼の、
言われるがままに従うしかなかった









まだ手で覆われているけど、

素直に目を閉じて正面を向く。








すると、少しずつ光を感じた








「あ、りがと、 」



標「別に」









初対面で、
言葉だって、数回しか交わしていないけれど、


彼はいい人なんだなって、、思う。









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