私のはじめては全部、キミ。

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でも彼はなんで、？

なんでまだいるの？



理由はわかんないけど……。








1人でどこかに入るのも嫌だったし、


このゲームの参加者で
1番年が近そうだっていう理由だけで、


私は彼の元へ向かった。









男の人たちの目がちょっとだけ気になるけど、
そんなこと言ってられない









「、、お隣、失礼しますね、」








中に入ってみれば案外広い“サークル”。

でも、私は彼の隣に座った







なんか、ぼっちで端にいると怖いじゃん、？







標「うん」







彼と同じようにお山座り。。。





こんな状況で到底たってもいられないし、

小さくなれば助かるんじゃないかっていう
少しの希望も込めて。





ぎゅーーーっと小さくなった









峰子「締め切り、5分前」





お姉さんの声がかかったあと、






隣の檻に座っていたお兄さんに
彼は声をかけられていた。






ゼロ「出ないんですか？」



標「でない。だってこれは、
落ちてる金を拾うようなゲームだから。」







どういう意味だろう、

落ちてるお金ってなに？









横を見れば、ずっと同じ顔をしてる彼。









……一言ぐらい、話しかけてみようかな、







「っ、あの、、」







彼がこっちを向いた

でもやっぱり、顔は変わらない







「なんで、ここ、選んだんですか？」






彼が1番最初に選んでたから、







標「じゃあ、なんでここにきたんですか？」





「え？」









それ、は……









私が何も言えずにいると、



彼も私の質問に答えてくれなかった





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