私のはじめては全部、キミ。

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ん、






朝、？









少しずつ目が光に慣れていき、
気がついたら、もう太陽が東側にあった


私、標と話してるあいだに寝ちゃったんだ
……いっぱい寝ちゃった、









横を見たら、ぐっすり眠る標がいる








肌、綺麗だなぁ……







そろりと手を伸ばして、頬に触れる







すべすべ……

なんか、寝顔が赤ちゃんみたい、







可愛くて、つい、、
暖かい気持ちになっていると







ずっと見つめていた目が、少しずつ開いた





そして、私の手の上に
標の手がかぶさる







標「おはよ」


「おはよう、」







私の手を優しく包めば、
しばらくそれから動こうとしない



そんな私たちのあいだに、
ゆっくりと時間が流れる









っ、そういえば私、
標に大好きって言っちゃった気がする








……思い出してしまったら、
急に恥ずかしくなってきちゃった、、、、







そんな私に気がついたのか、
標はふたつの手を私の頬にのせる









標「顔、赤い」


標「熱ある？」








寝起きだからか、
標からは単語しか出てこないけど




頭もあまり回っていないようで、
何を思ったのか、標は私の前髪をあげて







おでこをこつんと合わせた









私の胸の心拍数は
とてつもないことになってるけど、

とりあえずじっと耐える









標「熱は、ないかな」





離れたと思ったら、


標と私の目線が合う









標「おはよ、A」


「おはよう、標、？」







そこで、2度目のあいさつ









彼との朝は、少しだけ甘い





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