私のはじめては全部、キミ。

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峰子「迷宮のトライアングルへ。説明を始めるわ。
各自、各グループ集中して聞いてね」









部屋内のスピーカーから、お姉さんの声が流れる









峰子「このゲームは3人1組チームの対抗戦よ。

3か5か、10か20か。
チームの数は明かせないけど、

全てのチームが同じように通路歩き、
同じように扉をくぐり、全く同じ三角の部屋で
同じ状況で私の話を聞いている。

それがこのゲームの出発点」







全員が一緒の状況にいるってこと、？
……その中に標もいるんだよね、









峰子「ゲームは単純明快よ。
私がこれから出す
たった一つの問に答えられればいい」









峰子「隣の部屋に置いてある、
タブレット型のパソコンを今すぐ見て」







隣の部屋？置いてあったっけ？

私が動こうとするけど、
手錠で繋がってるのを忘れてて動けず、
代わりにダイキさんが取りに行ってくれた







ダイキ「あ、あった」







峰子「スイッチを入れた後に表示されるのが、
あなたが解いてもらう、たった一つの問いよ」







ダイキさんが電源を入れると、
ぱっと画面が明るくなる









峰子「雲を掴むような問だと思ってるのかもしれないけれど、正解はたったひとつよ。

1から25の選択枝の中から
これだと思うものたったひとつを送信してね」









1から25？！
選択肢多すぎる……








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