私のはじめては全部、キミ。

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・「え？今なんて？」




「だから、あのゲームに参加したいんです！」






標の姿見ていたら、
自分もこのままじゃダメだって。






もしこのゲームに参加したら

どんな手になるかは分からないけど、
自分の力で標を助けられるかもしれないって。









そう思ってしまったら、私は動くしかない









「標だけを、戦わせられないんです、」







お願いします、と念押しに頭を下げた








・「でも、標様に……」









「もし私の命がなくなったりしてたら、
標には適当に言っておいていいから！

私が逃げたとか、私が裏切ったとか。。」







「だから、行かせてください！」









ずっと頭を下げ続ける私に、
さすがに折れてくれたようで、






・「そんなに言うなら、」




・「わ、わかりました」





と、ゲーム参加を許してくれた









だけど私1人では行かせてくれないようで、
他にひとりだけ、ついてくることになった。









残りは、あとひとり、








目に付いたのは、
いつもゼロさんについている人たち









「あの、」





チカラ「はい！」




「いや、あなたじゃなくて」









「メガネの……」




ヒロシ「お、俺？」




「私たちと一緒に、ゲームに参加しませんか？」









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