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ページ40

宏太side


白っぽい色で統一された、部屋。


やけに白くて、これからのことが夢ではないこと

を教えてくれる、タキシード。

それに伴って、隠してる緊張が増してくいく。


ちょっと離れたところでは、伊野尾が

なにが可笑しいのかクスクス笑ってる。



宏「おい、伊野尾。そんなに俺の、この

タキシード姿が可笑しいかよ。あ?」

慧「違うよ笑、なんか、似合わなくてさ笑」



なんていう伊野尾の頭を、軽く叩く。



慧「なぁんてね。嘘だよ、すっごい似合ってる」

宏「ほんとかよ…、今更って感じで嘘っぽい」

慧「なっ!俺の、精一杯の褒め言葉を!」



って、大袈裟な伊野尾に、こっちが可笑しくて

次は俺がクスクスと笑う。


慧「あぁー!薮ぅ、笑うなぁ!」

宏「はははっ、すまんすまん笑」


なんて、会話をしてると



___ガチャッ



と扉が開いた。

その先に立っていたのは



「王子様、失礼します。」

宏「あ、涼介。………と、知念?!」



そこには、いつも通りのピシッとした執事服の

涼介と、黒のスーツを着た知念が居た。


侑「やっほー、宏太」ニコッ

涼「もう、侑李?王子様にその言葉遣いダメだよ?」

宏「いや、いいんだよ。涼介」



なんて、交わす言葉。

そしたら、隠してた緊張と解けていくんだ。

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設定タグ:やぶひか , Hey!Say!JUMP , ファンタジー系   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:希望(ひかり) | 作成日時:2021年4月20日 5時

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