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*4* ページ5

先生が案内してくれたのは理科準備室



どうやら、先生の"いつもの場所"らしく



丸付け途中のプリントやマグカップがある



やっぱり天文部の先生だけあって



望遠鏡や星座表みたいのが目立つ



薮「まだ、使ってないマグカップ探してくるね」



「は、はい」



小さく頷くと、笑いながら奥へ行ってしまった



ほとんど初対面なのに優しくしてくれる先生


.


.


少しすると星柄のマグカップにお茶を入れて
持ってきてくれた



「…ありがとうございます」



薮「2年生の星森さんだよね?」



「はい」



薮「サボってていーの?笑」



先生から言ったのに……なんて言えない



「良いんです、教室に居場所無いんです」



先生は心配そうな顔をして



薮「……俺に話すことは出来ないかな?」



お茶を飲んでいるのに口の中が乾いた

*5*→←*3*



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作者名:ヒヨコッピー | 作成日時:2018年11月25日 19時

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