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＊36＊ ページ39

言葉よりも先に涙が頬を伝った



「せんせ……逢いたい、逢いたいよ」



紙を握りしめ学校を飛び出した



………………………


……………


汗と涙でぐちゃぐちゃになった頃



目の前にはこじんまりとしたプラネタリウムがあった



住所は確かにあっているはず



静かに中に入ると満点の星空があった



「うわぁ……綺麗」



誰も居ないプラネタリウムで1人見入っていた



すると



「星森……」



突然後ろからかかった吐息に驚きを隠せなかった


でもそれより驚いたのは



「せん…せ？」




薮「星森、お待たせ」




ずっと逢いたかった

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作者名：ヒヨコッピー | 作成日時：2018年11月25日 19時

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