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*10* ページ11

私専用のマグカップを出してくれて




温かい紅茶の味に包まれる



薮「また、おサボり?」




「そうです…」



薮先生に会いたかったなんて言えない




薮「俺が授業教えてやろうか?」




「え…」



薮「ははは、数学は勘弁してくれよな(笑)」





窓辺に頬杖をついて珈琲を飲みながら風に吹かれている




そんな絵になるような先生がカッコよかった




薮「今日さ、星がキレイに見えるんだけど一緒に見る?」




"一緒に"なんて胸がざわめく





「……良いんですか?」




薮「俺とこっそり残ろーよ」




出会って2日目




_____先生への恋心が芽生えた

*11*→←*9*



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作者名:ヒヨコッピー | 作成日時:2018年11月25日 19時

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