こんな反社、出ていってやる【梵天】

どこいった？ー梵天side ページ8

梵天side-








蘭「まじでどこ行った？」





どこをどう探しても全然出てこない。





メールも電話も繋がんねぇ。











...........くっそ！







あんなことしなければ今も居たのに。


この瞬間も一緒に笑い合えていたかもしれないのに！







春千夜「......ﾊｧ」






どよーんとした空気で覆われる。




その空気を切り裂いたのは、



ココ「おい、これってAじゃね？！」





ココだった。




俺らは一斉にココのタブレットに表示された情報に身を乗り出して覗きこむ。







防犯カメラの画像だ。








髪型は全然違うものの、確かにあいつの顔だ。









優雅に喫茶店でミルクティー飲んでる。





傍らにはゲーセンで取ったと思われるでっけぇぬいぐるみ。



















おー、新生活随分充実してるじゃねぇか(#´∀｀)ﾋﾟｷｯ





こんなに苦労してんのになぁ？








マイキー「......そいつ、家の場所特定できるか？」




ココ「もう特定できそうな所。」






早い！さすが！







ココ「特定できた。あいつが住んでいるのは〇〇区△△マンションの2001号室だ。」












全然あいつが住みそうにない所だった。







竜胆「そこは想像しなかった.....！」










マイキー「春千夜、そこに向かえ。」





春千夜「うっす。」









あいつが戻ってくるかはお前にかかってんだからな！春千夜！










......っていう眼圧を皆でかけてやった。












まあ、そこまで言ってあいつが正直に戻ってくるとは思えないがな....

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