第百七話 ページ10
似蔵が橋の上から銀さんに向けて刀を振り下ろす。その砂埃が凄くて銀さんが見えない
新八「銀さんんん!!」
砂埃が晴れた時には銀さんはいなかった。そう似蔵の後ろに回っていたのだった。蹴りを入れて、似蔵の体制を崩し足を踏み付ける
銀時「喧嘩は剣だけでやるもんじゃねーんだよ!!」
木刀を振りかざそうとした瞬間、似蔵の手から出た触手によって木刀を掴まれてしまった
銀時「何っ!」
すると油断した銀さんに似蔵の蹴りが入り、飛ばされてしまった
岡田「喧嘩じゃない………」
素早く立ち上がった似蔵が言う
岡田「殺し合いだろうよ」
なんとか攻撃を防ぐと、木刀が折れてしまった。その衝撃で銀さんは壁に打ち付けられてしまう
銀時「ぐはっ!」
新八「銀さんんんん!!」
腹を見ると、血が吹き出してきた
銀時「オイオイ、こりゃヤベ………」
攻撃を避ける隙もなかった銀さんはそのまま刺されてしまった
新八「(ウソ、ウソだ。銀さんが………銀さん!)」
岡田「後悔してるかィ?以前、俺とやり合った時に何故殺しておかなかったかと………俺を殺しておけば桂もアンタもこんな目には遭わなかった。全てはアンタの甘さが招いた結果だ、白夜叉」
銀さんはびくともしない
岡田「侍に必要なのは剣のみさね。剣の折れたアンタ達はもう侍じゃないよ。惰弱な侍はこの国から消えるがいい………」
銀時「剣が折れたって?」
銀さんが似蔵の刀を握りしめる
銀時「剣ならまだあるぜ。とっておきのがもう一本」
新八「あああああああああ!!」
橋の上から刀を振り下ろした新八が似蔵の腕を斬り、銀さんの前に庇うように立つ
岡田「腕がとれちまったよ。酷いことするね、僕」
新八「それ以上来てみろォ!次は左手をもらう!」
ピィィィィ
奉行の人「オイ!そこで何をやっている!!」
岡田「チッ、うるさいのが来ちまった……勝負はお預けだな。まァ、また機会があったらやり合おうや」
そう言うと似蔵は逃げて行った
奉行の人「オイ!待てェェェ!!」
新八「銀さん!しっかりして下さい!銀さん!!」
銀時「へッ……へへ。新八、おめーはやればできる子だと思ってた……よ…」
新八「銀さん…………銀さぁぁん!!」
ラッキーキャラクター
坂田銀時
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スカイ(プロフ) - コメントありがとうございます!いい作品が作れるように頑張ります(^∀^)ゞ (2021年5月29日 15時) (レス) id: e7477f0e8b (このIDを非表示/違反報告)
白百合(プロフ) - アニメ的には2期の序盤って感じでしたよね?それなら私的には「芙蓉編」、タマさん登場回をリクエストさせて頂きます!!よかったらよろしくお願いします!!!これからも応援してます!! (2021年5月29日 13時) (レス) id: e2ef563d81 (このIDを非表示/違反報告)
龍 - 面白い展開になってきましたね!続きが楽しみです!河上万斉との絡みお願いしたいです! (2021年4月6日 7時) (レス) id: 532a2a29eb (このIDを非表示/違反報告)
ぐれむりん。(プロフ) - 神威カッコ良すぎやしやせん…?続き待ってます… (2021年4月6日 0時) (レス) id: ed6dd285e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スカイ | 作成日時:2021年4月3日 23時