第百三十一話 ページ34
鉄子「うっ!!」
避けきれなかった私を誰かが突き飛ばした。砂埃が晴れるとそこには、血だらけの兄の姿があった
鉄子「あっ、兄者ッ!!」
急いで兄の元へ向かい、抱きかかえる。しかし、出血が止まらない
鉄子「あああああああああああ!!」
泣く鉄子を前に、岡田は紅桜を振り上げる。すると、
岡田「うがあああ!!」
顔を斬られた岡田は暴れて、銀時を振り払った
新神『銀さん/銀ちゃん/銀時様!!』
鉄子「兄者ッ!兄者しっかり!」
鉄矢「クク………そういうことか、剣以外の余計なものは捨ててきたつもりだった。人としてよりも刀工として剣をつくることだけに生きるつもりだった。だが、最後の最後で……お前だけは捨てられなかった」
銀時「余計なモンなんかじゃねぇよ。全てをささげて剣をつくるためだけに生きる?大層なことぬかしてんじゃねぇ」
刀を握り直し、岡田に向けた
銀時「見とけ。てめぇの言う余計なモンがどれだけの力を持ってるか、てめぇの妹が魂込めて打ち込んだ刀の斬れ味、しかとその目ん玉に焼きつけな!」
鉄子「銀さん!無理だ!!」
神楽「銀ちゃーん!!」
ジャキン
銀時の持っていた刀が折れ、クルクルと宙を舞う
刀なんぞしょせん人斬り包丁。どんだけ魂込めて打とうがコイツは変わらねェ。だが、俺たちのつくるもんは武器だ。だからこそ打って打って打ちまくらなきゃならねェ、鉄じゃないてめぇの魂をだ
村田父「なァ、おめぇはどんな剣を打ちたい?」
そう言って鉄子の頭に手を置く
鉄子「……護る剣」
村田父「あァ?声が小せーよ」
紅桜はボロボロと崩れていく
鉄矢「(人を、護る剣)」
岡田「マブシクテ……イケネエヤ……」
負けた岡田はその場に倒れた。私は急いで駆け寄る
ラッキーキャラクター
坂田銀時
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スカイ(プロフ) - コメントありがとうございます!いい作品が作れるように頑張ります(^∀^)ゞ (2021年5月29日 15時) (レス) id: e7477f0e8b (このIDを非表示/違反報告)
白百合(プロフ) - アニメ的には2期の序盤って感じでしたよね?それなら私的には「芙蓉編」、タマさん登場回をリクエストさせて頂きます!!よかったらよろしくお願いします!!!これからも応援してます!! (2021年5月29日 13時) (レス) id: e2ef563d81 (このIDを非表示/違反報告)
龍 - 面白い展開になってきましたね!続きが楽しみです!河上万斉との絡みお願いしたいです! (2021年4月6日 7時) (レス) id: 532a2a29eb (このIDを非表示/違反報告)
ぐれむりん。(プロフ) - 神威カッコ良すぎやしやせん…?続き待ってます… (2021年4月6日 0時) (レス) id: ed6dd285e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スカイ | 作成日時:2021年4月3日 23時