第百二十八話 ページ31
とある昔の記憶
『あ！そう言えば名前聞いてなかったよね。おじさんの名前って何？教えてよ！』
？「ガキに名乗る名前なんてねェ」
『ケチ！ドケチ！』((ベシベシ
？「はぁーー。わーったよ、教えるから叩くのを止めてくれねぇかィ？」
『やったぁ！それで名前は！？』
岡田「………岡田」
『うん！…………って、えぇ！？それって苗字でしょ！名前も教えてよ！』
岡田「別にいいじゃねぇか」
『いや！聞くまでずっと後をつけるからね！』
岡田「…………似蔵、これでいいだろ？」
『岡田……似蔵………さん』
岡田「別にさん付けじゃなくていいんだぜ？」
『それじゃあ……似蔵！！』
岡田「早速、呼び捨てかよ」
『いい名前！ってことで、私たちお友達だね！』
岡田「友達？俺はそんなのになったつもりはねェ」
『いーや！もう友達なの！約束！』
私は似蔵に小指を差し出した
岡田「……斬っていいのか？」
『ちがァう！指切りげんまん！』
岡田「指切りィ？なんだね、それは」
『知らないの？約束をする時は指切りをするの。こうやって………』
そう言って似蔵の小指を握り
『指切りげんまん、嘘ついたら針千本飲ます！指切った！』
岡田「恐ろしい歌だねェ。それで何の約束なんだ？」
『私とこれから週３で遊ぶ約束！』
岡田「週３？そりゃ、キツいぜ」
『約束は約束だよ！破ったら針千本だからね！』
岡田「はぁぁぁ、わかった約束な」
私は似蔵に向かって盛大に笑って見せた
『っ！？………私は、あの人を知っている？会ったことがある？』
これは私がまだ小さい時の記憶だろう
『貴方だったんですね、似蔵』
こうしちゃいられないと思い、立ち上がるが目眩がして思わず倒れてしまった
『あ、あれ？さっきまであった傷が消えてる。確かに刀で刺されたはずなのに』
ドレスがボロボロなのが何よりの証拠だ。けれど肌を見ると傷がないのだ
『一体、どういう………いや、そんな事より早く似蔵の所へ行かないと！！』
私は部屋を飛び出した
『(私との約束を破ったんですから、針千本を飲む元気くらい残していてくださいよ！)』
走ってる時に邪魔になっていたドレスを少し破り、無我夢中で走った
ラッキーキャラクター
坂田銀時
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 237人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スカイ(プロフ) - コメントありがとうございます！いい作品が作れるように頑張ります(^∀^)ゞ (2021年5月29日 15時) (
レス) id: e7477f0e8b (このIDを非表示/違反報告)
白百合(プロフ) - アニメ的には2期の序盤って感じでしたよね？それなら私的には「芙蓉編」、タマさん登場回をリクエストさせて頂きます！！よかったらよろしくお願いします！！！これからも応援してます！！ (2021年5月29日 13時) (レス) id: e2ef563d81 (このIDを非表示/違反報告)
龍 - 面白い展開になってきましたね！続きが楽しみです！河上万斉との絡みお願いしたいです！ (2021年4月6日 7時) (レス) id: 532a2a29eb (このIDを非表示/違反報告)
ぐれむりん。(プロフ) - 神威カッコ良すぎやしやせん…？続き待ってます… (2021年4月6日 0時) (レス) id: ed6dd285e5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：スカイ | 作成日時：2021年4月3日 23時
