第五話 ページ6
『こ、これは一体?』
銀時「危ねぇ!避けろA!!」
『えっ!?』
ビルの瓦礫がこちらに飛んできた。足が思ったように動かず、逃げきれないと思った私は目を瞑って死を覚悟した。
しかし、いつまで経っても痛みがこない。少し目を開けて見てみると、目の前には銀時様の顔があった
銀時「何してんだお前!死にてぇのか!?」
どうやら銀時様が私を助けてくれたらしい
『す、すみません。ありがとうございます』
銀時「依頼の場所はここだったんだが………どうやらあのクソ社長に騙されちまったらしい」
『え、社長が?なんで?私たちを殺そうとしていたってことですか?』
銀時「……かもしれねぇな」
『そ、そんなの嘘、嘘だ!私を殺そうとするなんて、そんな!そんなぁ!』
銀時「落ち着けA!」
もう訳が分からなくなってしまった。混乱していると両側の路地裏から沢山の天人が出てきた
銀時「なんでこんな所に天人がいるんだよ」
?「いやぁ、瓦礫に潰されたかと思ったけれど、まさかまだ生きていたなんてな………さすが俺の見込んだメイド」
『……ご、ご主人様?なんでこんなことを?』
社長「なぁに、これはテストだよ。お前を殺そうなんて思ってないから安心しろ」
すると銀時様が私の腰に腕を回し、私をぎゅっと抱きしめた
銀時「おいおい社長さん?これは流石にねぇんじゃねぇか?Aを殺す気が無いってなら、なんで俺だけを殺そうとしなかった?」
社長「多少犠牲が出ても仕方ないからな。だから爆発させたのさ。さぁA、ソイツを殺せ」
『え、銀時様を殺す?私が?』
社長「どうした?俺の命令が聞けねぇってのか?」
『い、いえ!そう言う訳ではなくて………』
社長「なら早くしろ。じゃないと、ここにいる天人共がお前らに襲いかかるぞ」
どうする私。ご主人様の命令は絶対だ。だけど銀時様を殺すなんて、私には出来ない……なら、
『ご主人様、少し銀時様とお話してもよろしいでしょうか?』
社長「……いいぜ、三分待ってやる」
『銀時様、耳をお貸しください!』
銀時「ど、どうすんだ?」
『銀時様は死んだフリをしてください。私が銃で打ちますけど、当てないので大丈夫です』
銀時「え?それ大丈夫?別に信用してない訳じゃないんだけど、大丈夫なのそれ?」
『大丈夫です。私を信じてください』
銀時「俺の演技力が試される時だな。任せとけ」
ラッキー☆キャラ
坂田銀時
262人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
えりまんぎゃろ - すごくおもろいです!!更新楽しみにしてます! (2021年1月20日 0時) (レス) id: 8f639943b8 (このIDを非表示/違反報告)
ミウラ(プロフ) - すごく面白いです!更新楽しみにしてます (2021年1月15日 6時) (レス) id: ab0043eae3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:スカイ | 作成日時:2020年12月24日 18時