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第四十三話 ページ44

そう言って腕を掴んできた高杉様


『ど、どうかされましたか?』


高杉「なに帰ろうとしてんだ?誰も帰っていいとは言ってねェぞ?」


『ご主人様に怒られちゃうのでそろそろ帰りたいんですけど』


高杉「俺ァ気に入ったものは手に入れる主義なんでな。そう簡単には帰らせねェよ」


腕を掴む力が緩くなったと思いきや、体が宙に浮いた


高杉「少し付き合ってもらうぜ」


『え、え?』


いつの間にか横抱きにされ、そのまま歩き出す


『どこに連れて行くのですか?』


高杉「安心しろ。今日だけはちゃんと家に返してやるからよ」


『わ、分かりました』


また、銀時様に怒られちゃうかな?


少し歩くと港に出た。そこには大きな船が


高杉「これが俺の船だ」


『凄い、こんなにも大きい船初めて見ました』


高杉「今日はまたでけぇ月だな。こんな時は酒が飲みたくなるもんだ。A、お酌をしてくれねェか?」


『かしこまりました。ここまで来たんですから、とことん付き合いますよ高杉様』


部屋に着くと、私を降ろしてお酒を取りに行った。座って待っていると、乱暴にドアが開いた


来島「晋助様!やっと帰ってきたんッスか………ってA!?どうしてここに?」


『まぁ、いろいろありまして』


今まであったことを説明すると、


来島「さすが!晋助様も見る目あるッスね!」


と、高杉様をお褒めになっていた。きっとまた子は高杉様がお好きなのだろう


『また子、私は応援してますからね』


来島「え?な、ななな何をッスか?」


顔を赤くして、動揺しているまた子を可愛がる


高杉「なに話してんだ?」


来島「し、晋助様!邪魔してすみませんでした!」


そう言い残すと走って逃げていった


高杉「待たせてすまねェな。にしても、また子とあそこまで仲良くなるとは大した女だぜ」


『私もあんなに仲良くなれるなんて、思ってもいなかったですよ』


高杉「女のダチなんて初めてだろうから、大事にしてやってくれねェか?」


『ふふっ、もちろんそのつもりですよ。例え、戦うことになったとしても友達は友達です』


また子、いいダチが出来てよかったなァ


Aについでもらった杯を掲げ、今宵のでけぇ月に乾杯したのであった

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ラッキー☆キャラ

坂田銀時


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設定タグ:銀魂 , 逆ハー , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
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えりまんぎゃろ - すごくおもろいです!!更新楽しみにしてます! (2021年1月20日 0時) (レス) id: 8f639943b8 (このIDを非表示/違反報告)
ミウラ(プロフ) - すごく面白いです!更新楽しみにしてます (2021年1月15日 6時) (レス) id: ab0043eae3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スカイ | 作成日時:2020年12月24日 18時

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