【銀魂】メイド拾いました (ページ28)

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第二十七話ページ28

銀時様も寝ていて、動けない私はずっと銀時様の髪の毛を触っていた

『わぁ……やっぱりもふもふしてる！ちょっと犬みたいで可愛いかも』

また撫でようとした次の瞬間、

銀時「誰が可愛いって？」

いつの間にか起きた銀時様に腕を掴まれた

『ぎ、銀時様いつの間に起きていたんですか！』

銀時「ついさっき目ェ覚めたんだよ。んで、お前は俺が可愛いって言ったか？」

ど、どうしよう。もしかして怒ってるかな？

『………言いました』

銀時「俺が可愛いねェ……だったらAチャンはもっと可愛いんじゃねェのかァ？ん？」

気づくと私は銀時様に押し倒されていた

『こ、これは一体？』

銀時「んじゃあ、お目覚めのデザートとでもいこっかな。いっただっきまーす！」

『や、やめてください！こういうのは好きな人とするんですよ！』

銀時「って、冗談だよ。流石に神楽たちに怒られちまうからな」

『…………』

何も言わずに顔を背けるA

銀時「(え、ちょっとそういう反応やめろよ！銀さん止まんないよ？いいの？)」

もうどうしてもいいか分からず、固まっていると

神楽「ただいまヨー！」

神楽たちが帰ってきた

銀時「や、やべッ！この状況を見られたら、確実に殺されるゥゥゥ！！A！今のことは忘れろ！」

『は、はい！』

神楽「どうだったアルか？二人の時間は楽しめたアルか？」

新八「銀さん、Aさんを襲ったりしてませんよね？何もしてませんよね？」

銀時「そんなことしねェよ！俺がそんなことをするように見えるかァ？」

新神「「…………」」

銀時「なんで黙るんだよ！そんなことする訳ないよな？な、A？」

『………え、あ、はい！』

神楽「なんかA、さっきからボーとしてるネ。やっぱり何かされたんじゃないアルか？」

『そんなことないですよ。少し疲れただけです』

猿飛「さぁ銀さん！早く結果を発表して！」

銀時「結果なんて発表しなくても分かんだろ？」

猿飛「私ね！やっぱり私ね！銀さんには私にしかいないのね！」

銀時「てめェじゃねぇって言ってんだろォォォ！」

そう言って銀時様は猿飛様を外へ蹴り飛ばした

銀時「面倒なことに巻き込んじまって悪かったな」

『大丈夫ですよ』

銀時「……ま、今回の優勝はいねェけどな」

皆「「…………え？」」