好きだから。 (ページ2)

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「しょおぉぉぉぉ!!!お待たせ～」

紫『いや、俺も今来たとこ。行こ？学校』

「うん」

金倉恋羽、今日から中学生になります。
もちろん、紫耀と一緒に登校して!

紫『はい、手』

「あ、うん!ありがと」

紫『楽しみだね、初めての中学校』

「ホントそうだよね!緊張しすぎて眠れなくて今クマがヤバい」

紫『えっ!?そう？普通に可愛い恋羽だけど』

紫耀が顔をのぞき込んで言う。

「そそそそそんな見ないで!」

紫『あはwでも同じクラスになるといいね』

「ホントそうだよね～」

紫『学校ついたらすぐ見るよ、掲示板』

「やだ」

紫『は？』

「見たくない～!!!同じじゃなかったら･･･」

紫『同じじゃないわけないだろ。絶対同じだからさ、安心して見よ！』

「えーーー!!!やだぁぁ」

紫『どうせ見ることになるんだからさぁ。
大好きな彼氏と見た方がいいでしょ?』

「うん、そうだね」

紫『あれ？今日は珍しく素直ですな』

「･･･紫耀のバカ!嫌い」

紫『バカはもともとです。』

「ふふふっ
やっぱ好き」

紫『知ってる』

「なんだろね、この会話」

紫『ほら、学校着くよ』