3話(深夜の授業) の段 ページ4
乱きり「ご馳走様でした〜！」
『はい、お粗末様でした〜』
乱「しんベヱ、廊下で待ってるね！」
ある程度の忍たまが食事を済ませ、Aも事務の仕事へと移ろうとしていた
一緒に食堂を出る
乱「まさか深夜の授業が忍術学園の伝統行事だなんて知ってた？」
きり「知らなかった〜」
乱「今夜が 一年は組の番だなんて…」
夜ぐらいゆっくり寝かせてくれっつ〜のときり丸が言う、廊下に立ち止まり壁に寄りかかりながらしんベヱを待つ2人の会話に気づきAが話しかける。
『あら、今日は一年は組の皆さんの番だったんですね』
きり「あ、Aさん」
腕を頭の後ろで組みながら反応するきり丸。
後ろを通過していく忍たま達にﾁﾗｯﾁﾗｯと見られているのがわかる。
乱「Aさんは知ってたんですか？深夜の授業が忍術学園の伝統行事だって事」
『はい、この間山田先生が教えてくれたんです、深夜の授業の行事が近いからって』
きり「へ〜、俺たちにも教えてくれたっていいのにぃ」
口をとんがらせながらそう言うきり丸に微笑む
『ふふ、ちゃんと寝ずに授業受けましょうね』
乱「しんベヱは寝ちゃいそうだな〜」
『あらあら』
「何を言っているんだ」
その声に反応し、3人ともその方向に顔を向ける
「夜は忍者のゴールデンタイムだろう！」
乱きり「食満留三郎先輩」
『留三郎くん、もう食事を済ませたのですか？』
先に食べ終わったのだろう、1人だ。
留「あ、Aさん、どうも、ご馳走様でした」
『お粗末様でした』
そんな会話を済ませ、もう一度乱太郎、きり丸に向き直る
留「深夜の授業なくして、どうやって夜の行動を身につけるんだ！」
乱太郎、きり丸の中で風が吹いているらしく、身を固める2人
きり「そりゃそうなんですけどっ…」
留「鍛錬に昼も夜もない！忍者は常に戦う姿勢でいなければ……」
と言いながら去っていく留三郎、なにか思いだしたのか、あ、と言いながら振り返りAを見る
留「Aさん、今日の事務の仕事困った事あったらいつでも言ってください、て、手伝います」
少し視線を下げ、照れながら言う留三郎に笑顔で返す
『はい、ありがとうございます』
その笑顔に頬を赤く染め、しどろもどろになる留三郎に追い打ちをかけるかのようにAが話す
『いつも頼りにしていますよ？留三郎くん』
留「(いつも？！いつも？！)は、はい」
さらに頬を赤くし、では！と声が裏返っているのを気にしないかのように去っていく
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 182人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「忍たま」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミノ - とっても面白いです！リクエストなんですけど、留三郎と町にいくって言うのと、小平太の看病をするって言うのが見てみたいです！最新頑張ってください！ (2023年4月1日 9時) (
レス) @page14 id: b21339a2c9 (このIDを非表示/違反報告)
しのぶ - 初コメです！凄く面白そうで、このあとの展開が楽しみです！頑張ってください！ (2022年12月27日 23時) (レス) id: 0ed4fa3946 (このIDを非表示/違反報告)
その(プロフ) - リクエストとで兵庫水軍と夢主が会っている話を見たいです！！ (2022年9月19日 19時) (レス) id: 65a2a283a0 (このIDを非表示/違反報告)
レレイト(プロフ) - 月兎さん» わぁ〜！リクエストありがとうございます！頑張って書いてみますね！ (2021年1月29日 21時) (レス) id: 991c696538 (このIDを非表示/違反報告)
月兎 - 可愛くて面白い作品ですね！リクエストします！打命寺の鐘編でウスタケ城の忍者の長老に欲しがられる夢主さんをリクエストします！更新頑張ってくださいね！楽しみにしています！ (2021年1月23日 10時) (レス) id: 6671492ea8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レレイト | 作成日時：2020年3月19日 1時
