生徒会との恋愛事情

さん。 ページ5

先生「じゃあ大幸の席はあそこだ」

そう言われて先生が指さした
席へと向かう。

先生「じゃあホームルーターは終わりだ
次の授業の準備しろよー」

そう言って先生は教室から出た。

はぁ…どうしよう…
自己紹介したとき色んな人から
何か言われていた。

何あの子、とか言われてたんだろうなぁ…
うぅ、友達、できそうにないかも…

すると突然隣から突然声をかけられた。
慌てて振り向くと、声の主は
赤髪の前髪をあげた男の子だった。

え、めっちゃイケメン…

『えっと…』

赤「おれりうら！これからよろしく！」

りうらくん、か…。

『うん、よろしく…！』

隣の席が優しい人で良かった！

と思っていたらすぐに、
後ろからも声をかけられた。

水「僕にも自己紹介させてー！」

またイケメン…??ていうか声可愛い…！

水「僕ほとけっていいまーす！
Aちゃん、これからよろしく!!
あ、あと、僕のことはいむくんって
呼んでほしい！」

『うん！分かった！よろしく…！』

可愛いなぁこの子。って、
同級生に可愛いって思うのは変かな？

頭の中が可愛いの文字で
埋め尽くされていると、ほとけくん…
じゃなくていむくんの横からも
声をかけられた。

紫「僕はしょうって言いまーす！
初めましてに兎って書いて初兎やで！
これからよろしくな！」

こっちの子もイケメン…

『うん、よろしく、しょうくん！』

紫「"しょうくん"って、
なんか新鮮やな…」

へ？しょうくんって呼ばれるの、
嫌だったかな？

『ごめん！なんて呼べばいい？』

紫「あぁいや、嫌やった訳やないで！
僕普段しょーちゃんって呼ばれてるから
ちょっと新鮮に感じただけ」

へぇ〜、そうなんだ！

あ、りうらくんは呼び方どうしよう？

『りうらくんはなんて呼べばいい？』

赤「おれはなんでもいいよ！
他のメンb…じゃなくて友達には
りうらとかりうちゃんって呼ばれてるけど」

ん？なんかちょっと言い直したような？
まあいっか。りうらくんて呼ぼ。

水「僕はいむくんだからね！」

『ふふっ、うん！いむくんだね！』

水「しょーちゃんしかいむって
呼んでくれないんだよね〜」

と、りうらくんを見ながら
いむくんが呟く。

赤「なんかほとけのほうがいいんだよね」

水「なんで！？」

紫「そういや、大幸さんのことは
なんて呼べばいいん？」

『うーん、なんでもいいよ！』

赤「じゃあ呼び捨てにするね」

水×紫「僕もそうしよ」

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