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じゅーさん。 ほとけ編 ページ27

〜放課後〜

明日は勉強会♪
…とその前に、今から生徒会室か〜。

りうちゃんとしょうちゃんで話して、
女の子を家に呼ぶわけだから、
一応大人組にAのことを
紹介しておこうと思った。

生徒会に着き、ないちゃんを呼ぶ。
どうやら、まろにきは不在みたいだ。

そして数分後、衝撃の事実を耳にする。

Aが…。
ないちゃんの、幼なじみだということ。

幼なじみ…?
だとしたら、僕たちよりも信頼があるはず…。
もしかしたら、Aの好きな人って
ないちゃんだったり…。

そこまで考えて、嫉妬でどうかなりそうに
なっていたときだった。

Aが、苦しみだしたのは。
急にしゃがんで頭を抱えているA。

紫「急にどしたん!先生呼んでくる!」

しょうちゃんがそう言って
廊下に飛び出したので、
本当はAのそばにいたかったけど、
僕もしょうちゃんを追いかけた。
僕の後ろにりうちゃんも走ってきてる。

先生「こら、廊下を走るなー」

たまたま担任の先生とすれ違った。

赤「あ、先生!」

水「走ってごめんなさい!
でも先生、緊急事態なんです!」

紫「話してる時間ないんで、
先生も走ってついてきてください!」

僕たちのただならぬ様子に、
先生も急いで僕たちについてきてくれた。

生徒会室の前までつき、扉を開く。
真っ先に目に映ったのは…。

倒れているAと、
涙を流して必死にAの身体を
ゆすっているないちゃん。

僕も、目の前の光景を信じたくなくて、
その場に崩れ落ちた。
しょうちゃんとりうちゃんも、
絶句して立ち尽くしている。

唯一、先生だけはしっかりしていた。
先生はAに近づき応急処置を始める。

先生「お前ら、大丈夫だ。死んではない。
気絶しているだけだ」

そっ……か……。よかった……。

先生「どっちにしろ救急車を呼んだほうが
いいな。りうら、頼めるか?」

赤「…はい」

そう返事をしてスマホで
電話を始めるりうちゃん。

僕はまだ話せそうにない。
しょうちゃんもないちゃんもきっとそうだ。

その後、僕たちがどうしたのかは
覚えてない。

ただ、気づいたらみんな、
シェアハウスに帰ってきていた。

何も知らないまろにきは、
あまりに元気がない僕たちに
何があったのかと心配してきた。

いふくんもしてきたのが、意外。

けどまともに話せそうにない僕たちは、
「あとで話す」とだけ伝え、
各自、部屋に引きこもった。

じゅーよん。→←じゅーさん。



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くるみ - 見に来たぞ!好き。 (9月6日 13時) (レス) @page1 id: 02b2d28efd (このIDを非表示/違反報告)
いーちゃん - 感想が中々送れなくて、更新から間が入ってしまい、申し訳ありません。。  これからも頑張ってください!応援しています! (8月24日 13時) (レス) @page42 id: 45a5e12db8 (このIDを非表示/違反報告)
いーちゃん - もう私はこういう夢小説大好きなんですよ!!!!きゃわしょん。さん、この小説を作ってくれて、ありがとうございます!! (8月24日 12時) (レス) @page42 id: 45a5e12db8 (このIDを非表示/違反報告)
きゃわしょん。 - かなさん» そうですね!勉強会どうなるでしょうか… (2023年5月1日 5時) (レス) id: cbf2ded679 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - わぁ…ないくん達絶対辛いだろうなぁぁぁ😭でもこういう展開が好きな私はなんにも言えない…夢主ちゃんと会ってびっくりさせて欲しいですね🎉🎊 (2023年4月30日 18時) (レス) @page31 id: 97a0e620ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きゃわしょん。 | 作成日時:2023年4月10日 19時

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