生徒会との恋愛事情

はち。 ページ12

家に帰り着いた。実はあのあと…。

水「ねね、生徒会に入らない？」

紫「それええやん！」

生徒会に入る…??
絶対役に立てる自信がない…。

赤「生徒会って女子禁制じゃなかった？」

え？そうなの？

紫「まぁまぁ♪実際人足りんし！」

赤「ほとけっちとしょーちゃんが
ちゃんとすればいいだけなんだけど…」

どうやら人数不足が問題みたい。

約に立てる自信はないけど、
私でいいなら…と言いところだけど、
女子禁制なら入ることはできない。

水「と、とりあえず今日はもう帰ろう？」

紫「そやな〜、転校初日目でAも
疲れたやろうし」

赤「かえろかえろ〜」

ってことがあって、今に至る。
玄関で靴を脱いで家にあがる。

『ただいま〜！』

返事がない。恐らくお母さんは
まだ仕事だろう。

お父さんはこの時間いつもいないし、
今日もいないと思う。

とりあえず、支度するか…。

お母さんがこの時間にまだ帰ってないときは
私が夜ご飯を作っている。

といっても、味は保証できないし、
たいしたものは作れないんだけど…笑

でもお母さんは美味しいって
食べてくれるから、こっちも嬉しい。

今日は何作ろう…。

今日は疲れたし、凝ったものを作る気力はない。

無難に、お鍋でもいいかな？

お鍋は切った野菜やお肉を
どんどん入れていくだけだから
簡単だし、おいしい。

そして何より、和食だもんね！
日本人たるもの、日本独自の食べ物は
ちゃんと食べていかないと！

にしても、今日は色々あったなぁ…。

と、野菜を切りながら学校でのことを振り返る。

でも１番は、転校初日で友達が
３人もできたことだ。

しかもイケメンな((

なんであのイケメントリオは私なんかに
優しくしてくれるんだろう？

イケメンといえば朝に
教室を案内してもらった生徒会長さん、
なんだが見覚えがあるというか…。
なんだか懐かしい感じというか…。

あんなイケメン、会ったら覚えてると
思うんだけど…。

ま、思い出せたらでいっか。

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