叶えたい夢をいつか…

#27:1枚上手 ページ27

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北「あれぇ、ここどこ…？」


隣から聞こえた声に目が覚める




付けっぱなしの電気

白い筋肉質な腕

眠そうな目をした吉野さん



の順に、目に飛び込んできて混乱する




『なんで、？………あっ！』




昨日のことを思い出すと、みるみるうちに
顔が熱くなる


そんな私を見て、吉野さんが慌て出す



北「ま、待って待って！俺、もしかして､､､
………やらかした……？」


『…………//////』




答えない私に吉野さんも言葉を失う




北「ごめん､､､酔ってて何も覚えてなくて…
………俺、どこまでした…？」


『ちゅ、チューまで……//』


北「チュー!?そこまで？それ以上はまだ？」




こくこくと頷くと、良かったぁと吉野さんは
安堵したように息を吐いた




北「覚えてないのに最後までとか嫌だもん」




って、さらっとそういうことを言うから
心臓がドキッとする



にしてもAちゃんらしい部屋だねぇ、とか
部屋をキョロキョロするので、慌てて目を隠す



『あ、あんまりジロジロ見ないで！』


北「もう結構見ちゃったし 笑」





はぁ、いつだって1枚上手な吉野さんに
上手いこと振り回されてるような気がする…



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